今仕事をしている人の中には、ニートが羨ましいと思っている人がいるかもしれません。
確かに、自分の時間が無限にあるので、ストレスもない時もあるでしょう。
ところが、現実のニートは違います。
少なくともニートの末路は、どんな人であっても悲惨だからです。
仕事の疲れたのなら、ニートになるのではなく、休む程度にしておきましょう。
仮にニートになってしまった人は、プライドを捨てて仕事先を見つけてください。
ニート歴が長い人ほど、就職すること自体が困難になってしまいますよ。
- ニートにならないほうが本当はいい!
- 就職に困る前に即行動するのがベスト!
- 仕事がないならプライドを捨てて契約社員から!
ニートになった人の本当の末路
そもそもニートというのは、仕事をする意思がなく、就職もしていない人を指します。
引きこもりとは少し違うので、そのあたりは把握しておきましょう。
働きたくないと感じている人こそ、ニートの道だけは選ばないようにしておきましょう。

それはニートの末路は、どんな人でも最悪だからです。
取り返しのつかないことになる前に、ニートを目指すのだけはやめてくださいね。
末路①孤独なるのは間違いなし
まず最も気にするべきは、孤独になる点。
ニートになってしまうと、あらゆる面で人との関係が減っていきます。
- 話が合わなくなる
- 人と会う機会がなくなる
- 両親との関係次第でお金がゼロになる
まず、ニートになると周りの人との話が合わなくなります。
その理由は、お金と時間の使い方が変わってくるからです。
ニートとは仕事に対する意欲がなく、しかも働いていない状態。
つまり給料がありません。
使えるお金が無くなると、あらゆるものが手に入らなくなるでしょう。
その結果、話題が極端に絞り込まれるため、どうしても会話ができなくなるわけです。
さらに、人と会う機会もなくなり、両親次第ではお金がショートする可能性すらあります。
ニートはかなりの確率で貧乏になってしまうので、孤独になることは必然です。

末路②会社に就職できなくなる
ニートを続けていると、会社には就職できなくなってしまうでしょう。
以下のデータでもわかるように、年齢が高くなるにつれて、ニートの期間が長くなっています。
ニート状態になって一年以内に支援機関に来訪する者が多いことが印象的だが、支援活動が緒についたばかりのためか、複数年におよぶケースのほうが多数派となる。支援活動が本格化した後の変化に注目する必要がある。年齢とニート期間との関係を見ると、年長者にはニート期間の長い者が多く、年少者にはニート期間の短い者が多くなる。
これには様々な原因があるにせよ、少なくとも就職のしにくさも関係しているでしょう。
年齢が高くて、社会人経験がない人を、会社が雇いたくなりますか?
20代のような若い人だと、ニートであっても、将来性の高さから就職できるチャンスはあります。
そうでない年齢が高いニートは、社会性がないので就職がドンドン困難になってしまうわけです。
就職できないからと、闇バイトを始める人もいるでしょう。
お金が無くなってしまうと、犯罪にまで手を出す人も少なくありません。

ニートをやめたいのなら、思い立ったが吉日。すぐに就職活動を始めましょう。
末路③やりがいを感じなくなって精神的に不安定になる
仕事をしないと、どうしても社会的に孤立していきます。
その結果、人生にやりがいを感じられなくなるでしょう。
ニートになった人は、以下のように同じ内容で悩んでしまいます。
- 肩身が狭い
- 将来が不安
- 自分はダメ人間だと感じる など
このように、明らかに精神的に悪いのがわかります。
ニートになってしまうと、メンタルが病んでいくので、余計に就職するのが難しくなっていくというわけです。
貯金がない20代が増えているのに、ニートだと余計にそれが顕著に表れます。


ニートになって最悪の末路にならないための方法
ニートになってしまうと、末路はどう考えても良い方向にはいきません。
そうならないためにも、現在ニートの人は、以下のような方法を実践してみましょう。
脱出するキッカケが大事
まず、ニートをやめたいと思ったキッカケがあったのなら、その気持ちを大事にしましょう。
かなり行動力が増える力になってくれるからです。
人によって、キッカケは様々です。
以下のような状態なら、あなたは自分がニートであることに焦りを感じるようになります。
- 親が仕事を退職or病気になった
- 好きな人(結婚したい人)ができた
- 友達や知人との社会的地位の違いを実感した など
この中でも、恋愛をしている人は、ニートをやめるいいキッカケです。
異性の存在は大きいので、焦りがあると自覚があるのなら、すぐに行動しましょう。

仕事に対してのネガティブな気持ちを克服する
仕事をしたくないと感じるニートは、仕事に対して偏見を持っていませんか?
じつは仕事といっても、現在では様々なものがあります。
つまり、ニートになりたいと思った人は、仕事先との相性が悪かったと思っておきましょう。
自分にとって相性がいい仕事が何なのか考え直すだけでも、ニートになる確率を下げてくれます。
極論ですが、趣味を仕事にしてもいいわけです。

どんな仕事でもいいので、とりあえずチャレンジしてみて、無理だと思えばすぐやめてしまいましょう。
若いうちから色々挑戦している人は、意外に輝いて見えるもの。
仕事はクソだと思う前に、何がダメだったのか分析して、相性のいい仕事先を見つけてみてください。
就職のための執着を忘れない
また、何が何でも就職してやるという気持ちも大事になります。
一度ニートになると、別に働かなくても何とかなると思い込むものです。
この時点でニートになる期間が長くなり、上記で紹介した末路に近づいてしまいます。
そこで上記のように、とにかくプライドを捨てて就職に力を注ぎましょう。
それくらいに勢いがないと、会社がニートだった人を雇ってくれません。
まず契約社員から仕事を始めて、正社員として雇ってもらうくらいの勢いで仕事先を見つけてみてください。
契約社員であっても、勤務態度や実績が残せられると、どんな会社も雇いたいと思ってくれるものです。

就職できないニートには共通点がある!
同じニートであっても、就職できる人とそうでない人がいます。
その違いは、仕事に対する意気込みやモチベーションです。
若いうちから、また就職したいと強く思っていれば、自然とニートから脱出できるもの。
そのためには、ある程度の資金も必要になります。
ニートの末路を知っていれば、簡単に就職できないことはわかっているはずです。
その期間内に資金がショートすれば、生活すらできません。
そんなモチベーションで、会社が雇い入れてくれないでしょう。
お金がないとわかっていて、あなたが女性なら風俗から始めてみてください。
引きこもり経験者が比較的多いとされている業界なので、ニートであっても問題ありませんよ。
