風俗店で働いていると、男性の悩みや疑問をよく聞きます。
たとえば、
・性器のサイズについて
・体毛について
・イク速さについて
などが多いです。なかなか他の人の体を観察することはないでしょうし、不安に思う方も多いようです。
ということで今回は、そんな男性の悩みのひとつ「射精我慢のコツ」についてご紹介していきたいと思います。早漏さんは必見です!
早漏って治るの?
早漏で悩んでいる方は、男性の約30%ほどいるそうです。
早漏の方にとって、一般的な方や遅漏の方が羨ましいと思うかもしれませんが、現在早漏であっても意識、対策次第で克服できるのです!
そして克服できるかどうかは、早漏の知識や対策方法に加えて、一番大切なのは「本人のやる気」です!
以前にも、「脱!早漏!」についての記事を書きましたが、今回は以前は紹介しきれなかった早漏の種類や対策方法について、もう少し深いところまでご紹介できたらと思います。
早漏の種類と対策
早漏は4つの種類に分けられます。
対策方法を知る前に、まずは自分がどのタイプに当てはまるのかを把握しておく必要があるでしょう。
過敏性早漏
少しでも刺激が男性器に与えられただけで射精してしまうことを、過敏性早漏といいます。
通常であったら、視覚や聴覚などの性的な刺激が脳に伝わった後に射精を行う準備が始まるのですが、このタイプは、性器自体がとても敏感なため、脳が性的な刺激を感じとる前に、身体の射精運動が始まってしまうのです。
自慰行為の際に時間を惜しむあまり早く射精をする癖がついてしまっていたり、亀頭が包皮に包まれている仮性包茎の方が過敏性早漏の方に多いようです。
対策方法
一番効果的なものは、亀頭への刺激に慣れることです。
射精をする前に寸止めをする「寸止めオナニー」や主に亀頭を刺激する「亀頭オナニー」などをして刺激に慣れることで、改善されやすくなります。
ストレス性早漏
性器に触れて刺激を与えなくても、妄想上で性的なシチュエーションを思い描くだけで射精をしてしまうことをストレス性早漏といいます。
通常な方であれば、エッチな妄想をして勃起をしても、射精は起きず時間が経てば自然と性的興奮はおさまります。
しかし中には、性器に触れずとも性的な場面を想像しただけで射精に至ってしまうという方もいます。
ストレス性早漏の多くの場合は、過去の性的な体験のトラウマやストレスが原因になりやすいと言われています。
エッチの際にすぐに射精をしてしまい、「次回のエッチの時もまたすぐに射精をしてしまったらどうしよう」という焦りや不安が生じます。こういったストレスや不安を抱えていると、交感神経が活発となり、興奮状態となり、結果的に射精が早まってしまうのです。
対策
一番の原因は、経験不足ということでしょう。
そのため、エッチの回数をこなし慣れていくことがポイントです。
衰弱性早漏
誰しも年齢を重ねていくごとに、筋力が落ちていきます。そしてこの筋力の低下によって、射精を我慢できなくなってしまうことを衰弱性早漏といいます。これは40代以降、男性ホルモンが減少していくことで筋力が落ちていきます。
対策
衰弱性早漏は、年齢を重ねるごとに筋力が落ちていくことが原因と言われています。
そのため、射精をコントロールする筋肉を鍛えることが一番効果的と言えるでしょう。
トレーニング方法としては、
1、仰向けになり、お尻の穴に力を入れる
2、息を吐きながら力をゆっくり抜いていく
この2ステップを繰り返すことです。寝る前に数回、週に3回ほど行う習慣ができると良いですね。
ED性早漏
そしてED(勃起不全)で悩むと同時に、早漏を抱えている方も多いようです。
EDと判断される方の多くは、ボッキする時間が短く、また勃起を維持するために強い刺激が必要とされます。
そのため勃起している時間を長くするために、強い刺激を与え結果的に射精する時間も短くなってしまう。と同時に、先ほどご紹介したストレスなどの心理的に不安、焦りによってこれらを合併させているのではないかと考えられています。
対策
そもそもEDになってしまう原因は、男性器にまでしっかりと血液が巡っていないということが考えられます。血流が流れやすくするには以下のトレーニング方法が効果的でしょう。
トレーニング方法としては、
1、立った状態で両足を肩幅程度に開き、背筋を伸ばす
2、左足を一歩後ろに下げ、右足を一歩前に出す
3、右膝をたて、左膝は曲げながらゆっくりと身体を落とす
4、ゆっくりと元に戻す
この4ステップを繰り返すことです。初めは数回から初め、徐々に回数を増やして行いましょう。そして、毎日お風呂上がりなどに継続して続けられると良いですね。
その他の射精我慢の方法
お尻の穴を引き締める
お尻の穴に力を入れることでお尻の穴に気持ちが集中し、性器の感覚が鈍り射精我慢しやすくなります。
以前の記事でもご紹介した呼吸法に加えてお尻の穴を引き締めると、さらに効果がアップします。
お尻の穴に力を入れることで、お尻の穴付近の筋肉が緊張し、お尻の交感神経が活発に働きます。そのため逆に男性器周辺は副交感神経が優位となるという仕組みになっています。
しかし、この方法を常にやっていると勃起力が低下してしまうため、やばい!と感じる手前くらいで使用すると良い緊急方法です。
睾丸を引っ張る
精液は精巣で作られるのですが、睾丸(キンタマ)を引っ張ることで緊張している状態を解き、精液を作ること、射精するのを我慢しやすくなります。
いやこれどうなの?本当かよ?と疑っている方もいるかもしれませんが、この方法は整体治療法でも用いられている方法なのです。
身体が緊張している状態が続くことも射精に関係しているため、身体をリラックスした状態にすることも大切です。
やはり射精前は緊張状態になるので、相手に気づかれないように睾丸を引っぱり、その緊張した状態をリセットすることが大切なポイントです。
P C筋を鍛える
P C筋を鍛えることで、血液の流れを一旦遮断し、射精のスピードを下げることができます。
そもそもP C筋とは骨盤底筋というもののことで、男女ともに存在するものです。
女性はこのP C筋に力を入れることで膣の締まりが良くなり、男性はこのP C筋を鍛えることで勃起している状態を長く維持し、射精をコントロールできるようになるのです。
ちなみに年齢を重ね尿漏れが起きるのは、このP C筋が衰えているからなのです。
P C筋の鍛え方
そしてこのP C筋を鍛える一番効果的な方法は、スクワットです。
スクワットは、太ももの内側の筋肉を効率的に鍛えることができるのですが、P C筋は太ももの内側の筋肉と繋がっているため、一緒に鍛えることができるのです。
注意点
しかし、スクワットと言っても間違った方法でやっていては効果が得られません。
効率的に鍛えるためには、足の幅を広くし、つま先を少し外側に向けて行うことがポイントです。
そして背筋を伸ばし、太ももと床が垂直になるまで膝を曲げるようにしましょう。
初めは、無理をせず数回行い、徐々に回数を増やしていけるといいですね。何より継続することが大切です。
改善されない場合は治療を受けるのもおすすめ
以上の方法でも改善が居られない場合は、病院を受診することをお勧めいたします。
ただ、決して早漏が悪いというわけではありません。自分の身体とパートナーと相談をして決めましょう。