早速ですが「膣トレ」って知っていますか?
膣トレは女性が行うものですが、男性は男性の身体だけ知っておけば良いというわけではありません。
女性の身体を知ることは、より女性との関係を深め、エッチな時間も充実した時間を過ごすことに繋がっていきます。
大切なパートナーなどでご紹介するお悩みなどが当てはまれば、こういったトレーニングで解消できるかもよ?とご提案してみるのも良いかもしれません。
膣トレとは?
まず「膣トレ」とはどう言ったものかというと、膣や子宮まわりの筋肉を鍛えるトレーニングのことを言います。
男性にとっては、女性の膣や膣圧と言われてもあまりピンとこないかもしれませんので、まずは女性の膣周りの知識からおさらいしていきたいと思います。
女性の膣
そもそも女性器のことをどこまでご存じでしょうか?
A Vなどでは“まんこ”と一括りにされてしまって、いまいち女性器の部位などについてはあまり知らない方も多いのではないでしょうか。
今回の膣トレの“膣”とはどこの部分かというと、クリトリスと肛門の間にある膣口から子宮までの間のことです。
女性の膣圧
そして女性の膣圧とは、膣の圧力。締め付ける強さのことです。
膣の大きさや圧の強さも人によって異なり、もともと狭いために膣圧が強い子もいれば、意識をして力を入れられる女の子もいます。
膣って鍛えられるの?
膣はトレーニングをすることで膣圧はアップします。
「骨盤底筋」「P C筋」と呼ばれる筋肉は、膣圧に大きく関係します。
膣圧が下がる原因
風俗では本番行為は禁止されていますが、指入れは可能です。
またプライベートでのご経験がある方は、なんとなくイメージできるのではないでしょうか?
指を入れた時に、指にまとわりついてくるような締め付けてくる膣と、ゆるい膣がありますが、なぜ膣圧が緩くになってしまうのかというと以下のような原因が考えられます。
・出産
・運動不足による肥満
・子宮摘出などの外科手術の際に生じた損傷
・加齢
女の子の身体は男性に比べるとかなり敏感で、ホルモンバランスや体調もかなり影響してきますので、全てがそうとは言い切れませんが、膣圧が下がる要因の基本は、骨盤底筋の筋力が衰えることなのです。
膣トレのメリット
男性にとっても、ゆるい膣よりかは締まりの良い膣の方が気持ち良いことでしょう。
男性にメリットがあるだけでは女性は膣トレは行わないでしょう。
女性自身、膣圧を高めることで伴うメリットをご紹介していきます。
感度がアップする
女性は男性に比べて、快感が得づらい生き物です。
膣圧を高めることは、男性にとってのメリットだけではなく、女性自身も感度がアップするため、お互いにより気持ち良くなることができるのです。
膣トレをして筋肉量を増やすことで、男性器を締め付けて擦れる部分が増え、女性も刺激を感じられるようになるのです。
男性は自分だけ気持ち良くなれたら満足している方が多いように感じますが、女性が演技ではなく、本当に気持ちよさそうによがっている姿を見たらより興奮が増すこと間違い無いですし、終わった後の満足感、幸福感も高まることでしょう。
濡れやすくなる
女性の膣の濡れ具合についても、女の子によって個人差がかなりあります。
「濡れている=感じている」とは限らず、危険を感じて防御反応として愛液が分泌されているという場合もあるのです。
指入れの時も挿入時であっても、濡れていない状態で膣に入ってくると摩擦で痛くなります。身体を守るため、より気持ち良くなるためにも、濡れやすい身体にすることは有効的です。
膣トレをすることで、男性と同じく下半身の血流が良くなり、愛液の分泌量が増えます。
濡れにくいと悩んでいる女の子にも、膣トレはおすすめなのです。
産後や加齢による尿漏れの改善
先述しました通り、出産後や年齢を重ねていくことによって膣圧は低下します。
膣圧が低下すると、尿もれやお風呂に入った時も膣にお湯が入ってしまったりするなど様々な悩みを引き起こします。
膣トレをして骨盤底筋を鍛えることで、産後や加齢による尿漏れなどの悩みを解消するのも女性にとっては嬉しい効果の一つです!
美容やダイエット効果も!
さらに膣トレをすることは、女性が生まれながらに持っている魅力をアップするにも効果的だと言われています。
膣トレを通して骨盤底筋や腹横筋、多裂筋、横隔膜のインナーマッスルも鍛えることができますので、引き締まった膣が手に入れることができるのはもちろんのこと、ボディラインも引き締められるという一石二鳥なトレーニングなのです。
また膣トレで骨盤底筋を鍛えることで、内臓が正しい位置に戻るので、血流が良くなり、足のむくみが解消され、美肌にも効果的だと言われています。
このように膣トレは、膣だけではなく、身体全身の不調を解消することにも効果的なトレーニング方法なのです。
女性に膣が緩いことを理由に膣トレをお勧めするのは、ナンセンス!
女性としても、膣が緩いから膣トレ始めたら?と言われたら、ショックだし、余計なお世話よ!とイラッとします。
しかし、美肌効果、健康的にも効果的であることを理由に勧められたらちょっとやってみようかな♪となるかもしれません。
正しい膣トレの方法
最後に膣トレの方法を簡単にご紹介いたします。
トレーニングといっても、わざわざ時間をとってやったりする必要もなく、普段生活をしていてふとした時にできるトレーニングも中にはあります。
トイレでできる膣トレ
1. お尻の穴に力を入れる、弱めるを繰り返し行います。
2. 尿をするとき、一回意識して止めてみる。その後はしっかり出し切りましょう。
※やりすぎると膀胱炎になる危険もあるため、1日1回を目安にできると良いでしょう。
膣トレグッズを利用した方法
今や膣トレと調べると様々な方法が出てきますが、インナーボールと呼ばれるグッズを使用して鍛える方法もあります。
インナーボールは、膣の中に入れて使用しますが、それなりに重さがあるものがほとんどなので、気を抜いているとそのまま膣からボールが出てしまったりします。
そのボールが抜けないように意識して力を入れることで、どういうふうにすれば力が入るのか意識しやすくなります。
今では膣圧を測るグッズなども出てきています。ぜひ気にしている女性がいたら勧めてあげるのも良いかもしれませんね。
女性への理解が深い男ほどモテる!
膣トレをすることで膣圧が高まり、男性にとってはより気持ち良くなれること間違いなし!ですが、今回ご紹介しましたとおり女性自身もメリットがたくさんなのです。
本当に困っている女性がいたら、「こんなトレーニングもあるらしいよね」と軽く伝えてあげると、女性を少し助けることができるかもしれません。
ただ伝えるときは、“さりげなく“が重要なポイントです。