自分の身体の悩みって誰しもあると思います。
他の方の身体をまじまじと見ることはないでしょうし、もしかしてこれって自分だけ変なのかも？って不安になることがあってもおかしくはありません。
私は女性なので、正直男性がどのような悩みを抱え、どう思っているのかはわかりきれないところがあります。しかし、風俗のお仕事をしていて、お客様から自身の身体の相談を受けることもあります。
ということで今回は相談される悩みのひとつでもある、「男性の身体の変化」そして、結構相談を受ける「男性器の悩み」についてご紹介していきたいと思います。
女性からの視点だからこそ、風俗嬢をしているからこそ伝えられることもあるかと思いますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
男性の身体の悩み
思春期って？
思春期とは、8歳から17、18歳頃までの子供から大人へ成長するための準備期間のことをいいます。成長の速さやあらわれ方は人それぞれですが、自分自身が変化に気がつき、他の人からの視線が気に時なるようになっていきます。例えば、
・筋肉がつかない
・背が伸びない
・ニキビが出来やすい
・大きさやカタチ
・色や匂い
などの悩みがあります。
身体に変化が起こり始める年齢やスピード、部位もひとりひとり違いますし、完成形も異なります。変えようと思っても難しいこともありますし、気をつければ防げることだってあるのです。
ただ、悩んでもどうにもならないという他の人との違いを「欠点」だと捉える人もいるかと思いますが、「個性」や「自分らしさ」として受け止められると良いですね。
思春期による身体の変化
男性は精巣から分泌される男性ホルモンの働きによって、男性らしい体つきになっていきます。
・筋肉や骨格が発達し、ガッチリとした体型になる。
・声変わりが起こり、喉仏が大きくなる
・体毛が生える・濃くなる
・性器が発達し、精通（初めての射精）が起こる
などの変化が起きます。人間は子孫を残すために生まれてきました。自覚はなくても身体は、赤ちゃんを作るその準備を身体は始めます。
男性器の悩み
風俗のお仕事をしていると、身体のお悩み、性器についての悩みを受けることがあります。ということで、皆さんのお悩みを順番にお答えしていきたいと思います。
大きいサイズの方がいいの？
結構風俗でお仕事をしていたり、周りの男性の友達との会話でも、性器の大きさを気にしている人が多いなと感じます。男性として、恋愛関係の自信の無さは、性器の悩み、自信の無さから繋がっている方もいるかもしれません。
人それぞれ顔や体格が違うように、性器に関しても違っていて当たり前です。付き合う相手や性行為を行う際の条件として、性器のサイズが大きい方が良い！という方もいるかもしれませんが、みんながみんな大きい方が好きというわけではありません。女性の胸の大きさであっても、大きな方が好きと言う方もいれば、小さい方が可愛くて好きと言う方もいます。
また、妊娠のための機能としては、勃起した時の性器の大きさが4〜5cmあれば良いと言われています。また、女性にとっての性生活の満足度というのは、性器の大きさよりも、その前の前戯のタイムであったり、お互いの気持ちをいかに感じ取れるのかを大切にしています。
相手がどんなときに心地が良いと感じられるのかをすり合わせられると良いですね。
包茎って恥ずかしいもの？
包茎とは
まず包茎とは、男性器の亀頭部分が皮膚に覆われていて、その覆っている皮膚を引っ張っても亀頭が出てこない状況のことを言います。しかし初めに言ってしまうと、包茎は悪いことでも、恥ずかしいものでもないということです。
亀頭は敏感で傷つきやすいため、皮膚によって守られています。亀頭に関しても、思春期を迎えた頃からだんだんと大きくなり、亀頭を覆っている皮膚の入り口が広がっていきます。その際に、手で引っ張ったりすることで亀頭が出たり納められたりする人も出てきます。
成長とともにみんなそうなると思っている方もいますが、実際日本人の6〜7割くらいの人が、普段は皮膚がかぶっており、興奮したり、手で引っ張ることで出てくる状態です。そのため、普段は亀頭は隠れている状態の人がほとんどです。
包茎の種類
包茎といっても大きく分けて3つの種類に分けられます。
仮性包茎
包茎の中では、一番多いタイプで、普段生活をしている際、亀頭の全部または一部が皮膚で覆われている状態のことを言います。勃起した際に痛みなどもなく、スムーズに亀頭を出したりしまったりできることが可能です。
正常に性行為を行うことはせきますが、普段祈祷が露出していないがために、刺激に弱く、候になりがちな傾向にあります。また、亀頭の粘膜も弱いですので、普段から皮がむけている人に比べると、性病や性感染症にかかる確率が高くなってしまうとのことです。
真性包茎
包皮の入り口が非常に狭かったり、亀頭と皮膚がくっついていることによって、手で皮膚を引っ張っても亀頭が出てこない状態のことを言います。
放置しておくと、皮膚炎が起きてしまったり、様々な泌尿器疾患の原因にもなりかねません。必ずしも種ずつが必要というわけではありませんが、保険適用で手術を受けることができます。（包皮を切らずとも治すケースもあるのでそこはご相談次第）
カントン包茎
カントン包茎とは、皮膚を無理に引っ張って、気筒を露出したために強い締め付けによって戻せなくなり、亀頭のした部分が締め付けられ亀頭が鬱血し、皮膚が腫れ上がった状態のことを言います。
この状態を放置すると、亀頭が壊死を起こす危険があるため、急いで外科的処置などが必要となります。
向いただけではこのような状態にならなくても、勃起した際に締め付けられるような痛みや違和感を感じるという方は、一度泌尿器科など病院に相談することをお勧め致します。
お悩み解消法
性器を大きくするには？
性器の大きさで悩んでいる方は誰しも調べたことがあるかもしれませんし、「ペニスが◯倍に大きくなる」「大きいほど魅力的な男性である！」といった広告や文章などを見たことがある方もいるでしょう。
男性器を大きくすることというのは、身長を伸ばすことと同じくらい難しいもので、そういった商品で大きくするというのは比較的難しいでしょう。
男性器が小さいという理由で治療をする必要はないかと思いますが、中にはホルモンの病気による場合もあります。そういった場合には、治療によって有効な場合もあるので、どうしても心配であるという方は一度泌尿器科の病院を訪ねてみると良いでしょう。
性器のケアによって起こる身体の変化
皆さんはお風呂に入る際や身体を洗う際にしっかり、性器も含めてしっかりと洗うことができているでしょうか？
実は、性器の匂いや検証、痛み・かゆみというのは、性器のケアがしっかりとできていないからということもあります。亀頭と包皮の間には垢（白いカス）が溜まりやすいです。もちろん！包茎ではないという、普段から亀頭が出ているという方でも優しく丁寧に洗う必要があります。衛生面でも常に清潔に保つことが重要です！
洗い方とケアの仕方
では、どうやってケアをすればよいの？正しい方法は？と疑問に思う方もいるでしょう。
洗い方は、完全に剥けていない場合は、刺激の強い石鹸やボディソープは避け、お湯だけで洗うだけでも良いでしょう。理想は、朝起きて顔を洗うように、優しく男性器の皮膚を引っ張りながら、お湯で洗い流し、戻すということを習慣化することです。
普段から亀頭が出ている状態に、どうしてもしたい！という方は、洗う際に自分で皮膚を根元の方に引っ張り、上記の洗い方を参考にしながら「むきぐせ」をつけていくと良いでしょう。初めてからすぐは、亀頭の部分に痛みを感じるかもしれませんが、毎日少しづつやっていくことで慣れていき、痛みが和らぐようです。しかし、無理をすると皮膚が裂けて出血する恐れもありますので、焦る必要はありません。
コンプレックスは個性
何度も言いますが、身体の大きさやカタチ、色などは人それぞれ異なります。男性同士ではおふざけなどで言い合うことがあるかもしれませんが、女性にとっては性器の大きい人の方がカッコ良いというわけではありません。正直そこはどうでも良いというのが本音だったりします。
ですのでもし、悩みがあって、コンプレックスだと感じている方がいるならば、もっと自信を持ってください。みんなの性器が、教科書に書かれているようにまっすぐなわけでもありませんし、大きいわけではありません。あなたならではの悩みを、それこそあなたの「個性」だと受け入れてあげることで、風俗やプライベートでも、さらに楽しむことができるでしょう。
