風俗では、基本的にセックスをするのは禁止です。
ところが妊娠をしてしまう女性は、ゼロではありません。
特に風俗で働く予定の女性にとっては、妊娠は不安でしかないでしょう。
そこで避妊について、もっと知っておくと安心できます。
妊娠のリスクを抑えて、ストレスなく仕事ができるようにしておきましょう。
ちなみに妊娠のリスクを抑えるためには、お客様にハッキリ拒否できるのが1番の対処法です。
避妊への意識をもっと持てば、風俗ならほぼ妊娠をしなくて済みますよ。
- 避妊をしていても妊娠はする
- 妊娠したら後が大変
- 接客した内容は覚えておこう
風俗で働いていて妊娠したら?⇒まず事実確認!
風俗は男性へ、性的サービスで楽しませるのが仕事です。
もちろん男性はムラムラして、エッチがしたい状態で来店します。
妊娠のリスクが高まるので、妊娠に限らずトラブルが付き物です。
むしろ妊娠をしてしまったほうが、後々面倒になってしまうので注意しましょう。
そして、もしも妊娠をしてしまったら、それまでの経緯を思い出してみてください。
日本で妊娠する人の状況
風俗でどれだけの人が、妊娠を経験しているのかは、データがないのでわかりません。
しかし妊娠を中絶している人の数は、すぐにわかります。
国が統計を残してくれているので、それをチェックしてみましょう。
令和元年度の人工妊娠中絶件数は 156,430 件で、前年度に比べ 5,311 件(3.3%)減少している。「20 歳未満」について各歳でみると、「19 歳」が 5,440 件と最も多く、次いで「18 歳」が3,285 件となっている。
※引用:厚生労働省より
このように年々減っているようですが、20代から30代で最も多く、風俗で働く層と同じ年齢層です。
比較的若い人が中絶しているだけに、まだまだ避妊の意識が持てていない人も含まれているでしょう。
そもそも少なくとも中絶をするのは、希望して妊娠した人ではありません。
精神的にも負担が大きいでしょう。
風俗で働くのが苦痛になる前に、避妊について知っておくのがおすすめです。
起こった内容を整理しないと損をするかも…
事実確認をしたほうがいいと紹介しましたが、どういう意味か分からない人もいると思います。
ここでいう事実確認とは、以下のようなものです。
- セックスを強要された?
- ゴムを付けてなかった?
- 素股までのプレイだった? など
風俗というのは、何人の人とも相手をしなくてはいけません。
つまり誰から妊娠させられたのか、わからないのが現状です。
妊娠の相手がわからないと、風俗嬢本人の負担が大きくなってしまうので、できるだけ相手を絞り込む程度の努力をしておきましょう。
じつはお互いが合意をした上でセックスをした場合、お金を払ってもらえたとしても、相手は半分しか出してもらえません。
特に、無理やりセックスをさせられたかどうかは、かなり意識しておくべきです。
日本では避妊法としてコンドームを選択する人が多いですが、実は、コンドームをつけているのに妊娠してしまう人が約14%!なんと7組に1組、7回に1回ぐらいは、きちんとコンドームを使用していたのに妊娠しているのです。
また、ゴムを付けてセックスをしたとしても、妊娠するリスクはあります。
上記で紹介したように、相手はムラムラした状態で来店するので、言葉巧みにセックスを交渉してきます。
お金がもらえるなら…と、そのまま鵜呑みにしてOKを出してしまうと、すぐ妊娠です。
それくらい意識を高く持っていないと、避妊できません。
風俗には、素股のサービスがあります。
素股とは男性の性器を、女性の体にこすりつけるプレイの一種です。
たまたま女性の性器の近くで、男性が性器を擦り付けると、妊娠したなんて話もあります。
それだけ風俗で働いている時点で、妊娠するリスクがあるのを知っておきましょう。
避妊の意識を高く持たないと、精神的な部分と同時に、お金もかかってマイナスでしかありませんよ。
妊娠したとわかったら、まず病院へ行く!
事実確認をして、妊娠をしてしまった相手がわかったら、とりあえず病院に行っておきましょう。
性病のリスクもあるので、医師に診てもらったほうが安心です。
そして以下の流れのように、診断書を書いてもらってください。
- 病院で妊娠したか確認
- 診断書を書いてもらう
- それを持ってお店のスタッフに相談
- 心当たりのあるお客様と話をする
- 弁護士に相談して交渉
診断書を書いてもらうと、お店のスタッフにも相談しやすくなる上に、トラブルがあった時に弁護士に相談しやすくなるからです。
特に無理やりセックスをさせられたケースだと、弁護士がいないと話が進みません。
泣き寝入りをしてしまうリスクが高いので、診断書を書いてもらって交渉してください。
風俗で妊娠しないための避妊方法
妊娠をしてしまった後だと、上記を見ればわかるように、面倒だと思いませんか?
色々手間がかかる上に、お金も無駄にかかってデメリットしかありません。
妊娠をしないように接客ができるようになると、仕事もしやすく、損もなくなります。
そこで避妊の方法も知っておくと、安心して仕事に集中できるでしょう。
- コンドーム
- ピル、アフターピル
- IUD(子宮内避妊具)
- IUS(子宮内黄体ホルモン放出システム)
- リズム法(安全日、排卵日を計算する方法)
- 不妊手術
この中では、特にコンドームは使い方を知っておいて損がありません。
ソープなどの妊娠するリスクが高いお店で働くのなら、仕事をする前に講習などで教えてくれるはずです。
また、妊娠したかも…と不安になるようなら、病院に行っておきましょう。
ピルを使って妊娠する前に、うまく避妊をしてもらえるからです。
早くから行動しておくと、かなり費用もストレスも抑えられるので、風俗で働くのなら上記を意識しておいてくださいね。
風俗で使うのはNG?避妊としてはあまり効果的でないNG方法
自分は避妊をしているから大丈夫…と思っている人の中には、間違えた認識をしていないでしょうか?
よくある避妊法の中でも、あまり効果的にではない方法もあります。
- リズム法
- 不妊手術
- 膣外射精
上記の方法を使って、避妊をしているのなら、別の方法に変えたほうがいいでしょう。
その理由について、以下で詳しく紹介しておきます。
NG方法①リズム法
リズム法とは、以下のように避妊をする方法です。
つまり安全日だから大丈夫…なんて言い方で、性行為をしている人がいると思いますが、その方法だと思っていいでしょう。
理屈としては、確かに妊娠のリスクは少なくなります。
とはいえ、あくまで確率の話です。
性行為をした時点で、妊娠をする可能性はゼロではないので、リズム法で避妊をしているとは言えません。
上記で紹介した別の避妊の方法に変えないと、風俗でセックスを交渉してきた相手に妊娠させられるかもしれませんよ。
NG方法②不妊手術
妊娠するのが嫌な人は、不妊手術をする人もいるでしょう。
不妊手術とは、次のような方法です。
つまり、手術で物理的に妊娠させなくする方法です。
確かに効果が最もある方法ですが、1度手術をしてしまうと、子供が欲しくても作れない体になってしまいます。
絶対に子供を作らないのなら問題ありませんが、誰でもおすすめできる方法ではありません。
NG方法③膣外射精
セックスをした人限定の話ですが、この方法もあまりおすすめできる方法ではありません。
膣内で射精をすると、妊娠するリスクが高くなります。
射精をするとたくさんの精子が膣内に放出されますが、あくまで数の問題です。
射精をしなくても、膣内に男性器を入れた時点で、妊娠するリスクはあります。
特に男性が射精をする前に出るカウパー腺液からでも、精子が含まれているので、射精するかどうかは問題ではありません。
そもそも風俗ではセックスをする時点でアウトなので、お客様からどのように交渉されても、すぐに断ってくださいね。
風俗こそ避妊を意識しないとストレスが溜まる…
男性から交渉されて、お金をたくさんもらえるからと、セックスをOKすると損しかありません。
その場でお金をもらえたとしても、中絶費などの別の出費が発生してしまいます。
もちろんそれだけでなく、精神的な負担も大きくなるでしょう。
風俗はセックスが禁止されているため、お店からクビにさせられるリスクもあります。
避妊をしないと、かなりのデメリットがあるので、せめて避妊の意識を高く持つようにしてくださいね。
自分の体を守るのは自分しかいませんよ。