早速ですが、あなたは射精をするまでの時間が短い、長い、もしくは平均的。
どこに当てはまると思いますか?
平均的な時間の方は悩むことはないかと思いますが、他人よりも極端に短い時間、長い時間がかかるという方は悩むようです。
いわゆる「早漏」「遅漏」と呼ばれるものですね。
以前、早漏で悩む方向けの記事をお届けしましたが、遅漏に関することは書いておりませんでしたので、今回は遅漏の原因と解消法についてご紹介したいと思います!
遅漏ってなに?
遅漏とは
そもそも遅漏とは、射精するまでの時間が長く遅れている状態のことをいいます。
「射精遅延」「射精困難」と呼ばれる場合もあります。
逆行性射精
射精をした感覚があるのに、精液がでない症状のことを「逆行性射精」と呼ばれますが、これも遅漏の仲間と考えていただいて良いでしょう。
遅漏の割合
国内の推計の患者数としては270.2万人いると言われており、成人男性の20人に1人が遅漏で悩んでいるとのことです。(獨協医科大学埼玉医療センター受診者データより参照)
遅漏であることの悩み
この記事にたどり着いている方は感じている悩みかもしれませんが、遅漏であることの悩みは以下の通りです。
しかしもし遅漏を解消することができたなら、以下のことで悩むことなく気持ちよくエッチができるのでがんばっていきましょう!
女性を苦痛にさせてしまう
男性は女性に比べて感じずらく、逆に痛いと感じてしまうという方が多いです。
ですので挿入時間が長く続くことで苦痛。また、膣が徐々に乾いていくことで擦れて女性に痛い思いをさせてしまうのです。
お互いに不完全燃焼で満足しない
「痛いからもうやめて・・・」愛する人からそんなこと言われたら男性も傷つきますよね。
お互いに気持ちよく、清々しい気持ちでフィニッシュするつもりが、お互いにフィニッシュできず、むしろ女性側は痛みで終わるなんてお互いに良い気はしませんよね。
こういったことから、お互いに欲求不満状態になってしまい、レスや浮気に繋がってしまう可能性もあるのです。
相性が良ければラッキー
これは悩みではいですが、相性がとてもよくてずっと挿入していられるから遅漏でよかったと思う時もあるようです。
そんな時には、長くエッチな時間を楽しめるので良かったといった意見もあります。
遅漏の原因
それでは遅漏の原因は一体なんなのでしょうか。ご自身に当てはめて考えてみてください。
年齢
加齢によって遅漏になるという方もいるそうで、それは単純に体力・筋力の衰えが原因であるそうです。
うつ病などの病気
うつ病などの病気によって自信をなくしてしまったり、抗うつ剤などの薬の副作用によって性欲の低下・遅漏に繋がることもあるようです。
抗うつ剤であるパキシルやジェイゾロフトという薬は特に、性欲の低下や勃起障害、オーガズム障害などの性機能障害が70〜80%の割合であらわれるようです。
パートナーに興奮しない
自分自身ではなく、相手が感じにくく喘ぎ声も出ない表情も体の動きにも変化がないと、興奮もしなくて気持ち的に萎えてしまうというケースもあるようです。
エッチの前に抜いている
パートナーとエッチをする前に自分で抜いてしまってはいませんか?
もしかしたらそれも原因かもしれませんので、予定日前には我慢しましょう。
ハードな自慰行為
遅漏の1番の原因と言われているのが、不適切な自慰行為によるもので、膣内以上のハードな刺激に慣れてしまって普通のエッチではいけないというものです。
以下の方法でやっていませんでしたか?あなたの自慰行為を振り返ってみましょう。
プレス法
「床オナニー」や「壁オナニー」という言葉を聞いた頃がありますでしょうか?
通常の自慰行為というのは、手で握って上下の摩擦によって快感を得るものですが、このプレス方の方法は、摩擦ではなく圧迫をして刺激を与えるものとなりますので、必然的に膣の中よりも刺激が強くなります。
その強さに慣れてしまうと、エッチの時はもちろん刺激の受け方も強さも違いますので、刺激が足りずに射精ができなくなるのです。
ですので、昔から今までこの方法で自慰行為を行なっている方はすぐにやめるようにしましょう。
決まった姿勢・体勢
あまりよくないと言われている体勢は「脚ピン」しながら自慰行為を行うことです。
この体勢がなぜダメなのかというと、脚を伸ばすと下っ腹やお尻に力が入って性器のタチが良くなるのです。そして感度も通常の体勢でするよりも高まります。
そのため、この体勢ですることに慣れてしまうと、エッチの際の体勢では普段と感覚が異なり刺激も足りないがために遅漏になってしまうのです。
あなたは脚ピンしていませんか?もししていたらすぐにやめましょう。
強い力で握る
ダントツに多い理由が、強い力で握りすぎての自慰行為です。
気持ちも高まって握る手にも力が入ってしまうのかもしれませんが、遅漏を改善したいのであればこちらも改善すべきです。
男性の握力は強い人で50キロ、弱い人でも30キロくらいかと思います。
しかし女性の膣内はなんと1キロ!
めっちゃフワッフワなんですよね。
ですので手を握る圧ではなく上下に擦れる刺激で射精ができるよう、日々の自慰行為を変えて行きましょう。
オナホールの使いすぎ
自慰行為をする際に毎回オナホールを使用していたりしませんか?
自分の手でやるよりもお金はかかりますが、一度おもちゃの気持ちよさにハマってしまうと抜け出せなくなりますよね、それはわかります。
しかし、オナホールも女性の膣内よりも刺激が強いのです。
ですので、オナホールを使用しているという方も、ちょっと使用するのを我慢して手の上下運動で射精するように慣れていきましょう。
遅漏の解消方法
ここまで遅漏の原因をご紹介してきましたが、ここからが本題の遅漏の解消法です。
クリニックへ相談する
先ほどご紹介したように年齢やうつ病などによるものかもしれないという方は、すぐに病院を受診することをお勧めします。
なぜかというと、自分が気づかないうちにうつ病であった場合、日常生活にも支障が出てしまう恐れがあるからです。
また、抗うつ剤を服用しているという方は、言いづらいかとは思いますが、主治医の先生に相談してみてください。
自慰行為の回数を減らす
強い刺激から膣内に近い優しさでするというのももちろん大切ですが、その前に自慰行為をする回数を減らすことから始めてみましょう。
我慢をして敏感な状態にしておくことで弱い刺激でも射精ができるようになるかもしれません。
そして、パートナーとエッチをする前日や直前に自慰行為で射精するのもやめられると良いですね。
パートナーが原因の場合は相談
パートナーが感じにくいというようにパートナーに原因がありそうな場合は、一度相談してみるというのも大切です。
相手の気持ちいところを一緒に探してあげる、自分の気持ちの良いところも伝えてあげる。前戯の時間を長くしてみる。
お互いに気持ちの良いポイントがわかれば、相手もエッチの時間が楽しくなり、気持ちも高まり射精することができるかもしれません。
トレーニング商品を使う
最近では、遅漏で悩む方向けの改善グッズも販売されているようです。
オナホールのようなもので、通常のオナホールのように強い刺激ではなく、女性の膣内に近い刺激になっているものです。
自分ではつい強くしてしまうという方は、一度そういった商品を利用してみるのも良いのではないでしょうか?
自分を責めすぎない
遅漏、早漏で悩む方は多くいます。
自分だけなんだとか、パートナーを満足させられないとネガティブになるのではなく、改善することでもっと満足のいくエッチができる可能性があるのだと前向きに捉えましょう。
性の悩みは、自分の気持ち、やる気次第で解消できます。
快楽の誘惑に負けて今まで通りの方法でやっていたら、いつまで経っても気持ちの良いエッチは体験できないでしょう。
強い意志を持って頑張って行きましょう!