風俗のお仕事を始める際には、「身バレ」や「お給料」など心配になことがいくつもあるかと思います。
さらに風俗のお仕事だからこそ起こりえるのが「性病」です。
しかしお客様へ性的サービスを提供する風俗店だからこそ、衛生面には徹底しています。
プレイ前には必ずシャワーを浴びていただくことや、殺菌性の高い医療用の消毒液や洗剤を使用するなどに加え、定期的な性病検査を行っています。
ということで今回は、女の子にとって不安も大きい「性病」の基礎知識と風俗店の対策法などをご紹介いたします。
・性病は風俗の基本プレイでも感染する
・性病は感染してもほとんどが症状が出ない
・風俗店こそ衛生対策を徹底しているため、感染確率が低い
性病の基本知識
感染経路
性病は粘膜同士の接触などで感染する病気です。
風俗の基本プレイに含まれることの多い、キスやフェラチオなどのプレイでも感染します。
一昔前までは、風俗利用者やそこで働く女の子などにかかる病気などと言われていましたが、最近ではごく普通のカップルなど一般の方の間でも広がっています。
感染しても症状が出ない
性病の特徴として、感染をしても症状が出ない、わかりにくいなどがあります。
ですので、感染をしても気付かぬうちに病気は進行していき、重症化してしまう。
また、他の人にうつしてしまう可能性の高い病気なのです。
性病にかかるとどうなるの
感染をすると、自分の身体の中に菌が滞在し、症状が出なくても病気が進行し続けます。感染した状態でそのまま放置し続けると、以下のようなことが起きる可能性が高まります。
身体に起きる変化
【男性】
・尿道から膿が出る
・精巣のあたりが腫れて熱が出る
【女性】
・織物の量が増え、匂いがキツくなる
・性行為の時に痛みが生じる
【男性・女性】
・性器に痒みや炎症が起きる
・発疹やいぼ、水膨れができる
・尿を出すときに痛みが生じる
これらの症状が出ないために気づかないという方が多いですが、上記のような変化やそれ以外にも通常と違う変化が起きたら、すぐに病院を受診するようにしましょう。
子供に感染する
将来授かった子供に感染してしまう可能性があります。
子供に感染すると、肺炎や失明などの原因となり、最悪の場合は死に至ることもあります。
妊娠をしたら必ず、妊婦検診を受診しましょう。
また、産まれてすぐの赤ちゃんは免疫力も低いため、口移しなどをすると感染してしまう可能性があるとも言われておりますので、口移しで何かものを食べさせることのないようにしましょう。
不妊症の原因
男性、女性どちらかが性病に感染していることで、不妊症の原因になるとも言われています。
また、女性の場合は、早産の原因にもなるとのことでしたので、産婦人科できちんと治療を受けるようにしましょう。
HIVに感染しやすくなる
性病に感染していると、HIV(エイズウイルス)に感染する可能性が、通常の3〜5倍も高くなると言われています。
なぜかというと、性病に感染している状態は、粘膜が炎症を起こした状態になっているため、抵抗力が落ちて細菌やウイルスが侵入しやすい環境になるためです。
風俗と性病
やはり一般の女の子に比べると男性と接触することも多いため、性病に感染しないとは言い切れません。
しかし風俗店ならではの対策法があるおかげで、一般の女性に比べて感染確率が低く、早期発見ができるのです。
風俗店の性病対策
衛生対策の徹底
除菌ボディソープやグリンスという消毒用の石鹸、イソジンなど医療用の消毒液の利用を徹底しています。
女の子はもちろんのこと、男性にもプレイ前にはシャワーを浴びていただき、専用の洗剤を使用していただきます。
定期検診の受診
多くの風俗店では定期的な性感染症検査を推奨しており、中には義務付けているお店もあります。
一般の方は定期的、頻繁に検査を受けることはないかと思いますが、風俗で働く女の子は定期的に受診をしますので、感染していたとしても早期発見し、対処することができるのです。
クリニックでは匿名で検査を受診することができるので、結果も自宅に届くのではなく、スマホでチェックすることができます。
家族やパートナーにバレずに性病検査が受けられるのは良いですね。
病院には行きづらいという女の子のために
各自治体の保健所では無料で性病検査を受けることができますし、他にも性病科、泌尿器科、婦人科のクリニックでも受信が可能です。
しかし、保健所やクリニックに行くのはちょっと勇気がいりますよね。
「保健所やクリニックに行くのが恥ずかしい、時間がないからなかなかいけない・・・」といった女性のために、最近では郵送キットで検査ができるものも発売されています。
お店によっては、お店が用意をしてくれて使い方などを教えてくれる場合もありますが、最近ではネットでも簡単に購入ができますので、ぜひそちらを利用していただくと良いかと思います。
スタッフに相談できる環境
また最近では、女性スタッフも多くなってきています。
やはりお店のスタッフが男性だと、心や身体の相談をしづらいという女性も多いかと思います。
風俗で働いていて身体に変化が起きた時などは、女性スタッフに相談することで心の不安も多少は解消されるのではないでしょうか。
そして、スタッフも性病や予防に関する知識を学び、スタッフ間で情報共有を行っているお店もあります。
感染率の低い風俗店
風俗店といっても数多くの種類があります。
ヘルスやピンクサロンなどは基本プレイにキスやフェラ、素股などがありますが、オナニークラブや風俗エステなどは、基本女の子が服を脱いだり触られたりすることもありませんので、性病感染する確率は低くなるでしょう。
また未経験の女の子にとっては、ハードなお仕事に思える風俗バイトですが、風俗の中にはオナニークラブや風俗エステなどのソフトなお仕事もありますので、精神的、身体的にも続けやすく、性病の心配もなく始めることができるでしょう。
風俗で働く女の子こそ性病対策を徹底
性病に感染しても、ほとんどが自覚症状がありません。
これが一番怖いところでありますので、自分が気づかぬうちに広げてしまうかもしれませんし、うつされてしまうかもしれません。
しかし、風俗店は今回ご紹介したようにさまざまな対策を行なっていますので、一般の女の子に比べて性病に関して敏感ですし、人一倍念入りに気をつけています。
自分を守るためにも、お客様を守るためにも、お店の衛生対策を徹底して行い、自身も定期的な性病検査を受診するようにしましょう。
お店によっては、この対策意識などに差がありますので、入店する前に衛生対策を確認しておくと良いでしょう。