風俗嬢を続けていて、志を高く持っている人は一部だけ。
独立してお店を持とうと思いながら仕事をしているなら、その気持ちを大事にするべきです。
しかし、中には現実的ではないと、最初から諦めている女性もいるでしょう。
そこまで悲観的に考える必要はありません。
もともと風俗嬢は、1回にもらえる報酬が高めです。
計画的に独立のための資金作りさえしていれば、誰でも開業はできます。
独立したい人のために、どんなものが必要で、何をするべきかまとめてみました。
これを見れば、意外といけそうと思えるはずなので、参考にしてみてください。
- 独立するには準備が必要
- 必要な予算は計算しておく
- 開業してからは人が大事
風俗店を開業するための流れ
風俗嬢は、お店に来るお客様から指名をもらうことが仕事です。
しかし独立して開業をしたら、経営者として働く必要があります。
働き方が変わってくるので、風俗嬢として働くのが厳しいと思ったのなら、選択肢としても有力です。
ただし、いざ自分が経営する立場になるのは、夢物語として思いがちではないでしょうか?
それは開業のやり方がわからないからです。
じつは開業のやり方は、そこまで難しいものではありません。
- 独立する前の準備
- 必要な経費の計算
- 開業してからの流れ
この3つを意識するだけで、すんなり風俗店を開業できてしまいます。
あと必要なのは、「あなたの意志と行動力だけ」です。
独立する前の準備
風俗嬢を独立するためには、ある程度の準備を整える必要があります。
お店を辞めてから準備してもいいのですが、どうしてもそれなりに準備物があるため、時間がかかるためおすすめできません。
以下の流れを見れば、独立前に準備したほうがいいとわかるはずです。
- お店のコンセプト造り
- 開業したい場所
- ライバル店のリサーチ
- 物件探し
- 予算の計算
- スタッフの人数や人員探し
まず、開業するお店のコンセプトを決めないと、開業後に苦労します。
コンセプトが決まれば、店舗の立地やお客様のターゲット層、ライバル店など、上記で紹介した準備に必要な情報が揃えやすくなります。
ここでポイントになるのは、できるだけ細かく設定すること!
適当に済ませると、失敗に繋がりかねません。
そして、ある程度お店の雰囲気が形になってきたら、以下の準備をしておきましょう。
- 行政書士に相談する
- 申請するべき書類を揃える
- 必要な経費の計算する
特に大事なのは、開業に詳しいプロに相談すること。
細かい情報を教えてくれるので、ほぼ失敗がありません。
有料だったとしても、最初こそケチらずにプロに相談してくださいね。
必要な届け出
独立をするためには、必ず届け出が必要になります。
法律で決められているので、守らないと逮捕されるケースもゼロではありません。
以下は、簡単にまとめてあるだけなので、必ずプロに相談して、必要なものを揃えてくださいね。
- 警察に出す営業開始の届け出
- 営業方法
- 住民票
- 免許証やパスポート
- 使用承諾書
- 事務所や待機所の登記事項全部証明書や図面、周辺地図、平面図 など
これに加えて、法人にして経営していく予定なら、定款や履歴事項全部証明書などの、風俗に関係なく、法人化に必要な書類も必須です。
また、警察に提出する届け出は、風俗の種類によって違いがあります。
・店舗型性風俗特殊営業
・無店舗型性風俗特殊営業
・映像送信型性風俗特殊営業
・店舗型電話異性紹介営業
・無店舗型電話異性紹介営業※引用:警視庁より
これも必須のものなので、警察に直接聞いてもいいですが、他の必要な書類があるのならプロに相談してもいいですね。
ここで大事になるのは、とにかく自己判断だけで書類を集めること。
失敗して二度手間になるリスクがあるので、予めプロに相談しておきましょう。
必要な経費の計算
また、経費の計算も準備段階で必要になります。
お金の話になるので、一度失敗してしまうと、取り返しのつかないことになるでしょう。
- ライバル店の求人を見てみる
- 物件をサイトで検索してみる
- 開業に詳しい専門家に相談してみる など
上記のように、計算のやり方は様々です。
しかしコンセプトを作る段階で手抜きをすれば、概算が合わなくなります。
資金は上記のように、2パターンに分けられるので、これも計算しておけば赤字になっても営業できなくなるリスクを下げられるでしょう。
- 待機所などの建物の家賃やローン
- HP製作費
- 人件費 など
経費といっても、細かく分けて大体の計算をしておきましょう。
これもスムーズに経営する上で大事なポイント。
運営資金がいくら必要なのか、予算がわかってくるからです。
数字との勝負になるので、予め計算しておきましょう。
風俗嬢を独立したら何をする?開業してからの流れ
準備段階で、ある程度の流れが把握できた人もいるかと思います。
そこまで流れを作ったら、残りに何をするべきか知るのは、開業してから何をするべきかだけです。
- スタッフ&風俗嬢の募集
- 風俗嬢の撮影
- WEB系の集客と運営 など
準備段階で計画したものを、行動に移すだけの作業です。
そこまで難しくないので、ひたすら動いてみましょう。
スタッフや風俗嬢がお店で働くのなら個人情報の取扱いに要注意
風俗店で大事になってくるのが、とにかく「人」です。
風俗嬢だけでなく、スタッフを雇っていく必要があるので、個人情報の管理には注意しましょう。
風俗嬢だったころを思い出せばわかるように、住所や電話番号など、個人情報は外に漏らさないのが鉄則です。
採用すれば、書面にもPCにも残しておく必要があります。
お店によってはスタッフなどの人が退店すれば、それでも3年間保管するなど、細かいルールも必須です。
どのように個人情報を扱うべきか調べておき、マニュアル化しておくと便利になりますよ。
お店で働く人員が必要なら面接もしないといけない
最初に計画したお店の流れも、場合によっては変わるもの。
むしろ軌道に乗せるためには、良いように軌道修正しないといけません。
特に人が大事になる風俗店では、面接は必須事項。
どのように人を見るべきか不安なら、以下の記事も参考にしてみてください。
身分証明書も提出してもらわないといけないので、面接をするなら忘れずに伝えておきましょう。
講習などをして人を育てる意識も大事
自分が風俗嬢だったころは、自分がスキルを得るために、講習を活用していたと思います。
しかし独立してしまえば、むしろ人を育てないと売上が伸びません。
そこで講習をもっと大事にしておきたいところではないでしょうか?
そこでお店でする講習に力を入れるだけでなく、一般社団法人などが開催する外部のセミナーを、所属する風俗嬢におすすめしてみるのもいいでしょう。
SNSや写メ日記の知識も必須の時代!
現在では、ネットの普及が凄まじいものになっています。
スマホを誰もが持っている時代に、ネットの存在を無視してしまうと、痛い目に合ってしまいますよ。
そこでSNSを使った運用を、風俗嬢におすすめしてみてはいかがでしょうか?
あくまでSNSは、まだまだ主流の集客方法ではありません。
風俗嬢は、写メ日記を大事にしておくのは、今の時代も同じです。
あなたが活躍していた頃に、活用したネットの集客方法を、あなたのお店で働く風俗嬢に教えてあげてくださいね。
風俗嬢が独立して開業をしたら「人」を大事にしてほしい
風俗嬢から独立して、お店を持つようになれば、働き方が変わります。
しかも、開業のためには、届け出などの準備も必要です。
時間がかかるので、お店を辞めるまでは準備に力を注ぎましょう。
そして準備ができたら、トコトン人に注力してあげてください。
それだけで売上が伸びて、風俗の経験を活かせられます。
自分の経験を後継者に受け継がせて、うまく独立を成功させてくださいね。