風俗というのは、他の仕事ではない特徴があります。
それは、デリケートゾーンとの距離が近いところです。
場合によったら、臭いが気になってしまう女性も少なくないでしょう。
実際ににおいがきついと、お客様からの指名もなくなり、報酬が激減する可能性は高いでしょう。
だからこそ、デリケートゾーンの扱いには、人一倍気を遣う風俗嬢も多くいるはずです。
そこでデリケートゾーンの意識するポイントをまとめてみました。
結論から言ってしまうと、デリケートゾーンのにおいは、「汚れと体調」です。
- デリケートゾーンの汚れは専用用品できれいに落とす
- 洗い方にも気を付けたほうがいい
- 体調を整えたほうがにおい対策になる
デリケートゾーンのにおいが気になる理由
風俗で働くキャストとしては、デリケートゾーンが与える影響は、他の女性よりも大きい存在です。
においが発生しやすい場所でもあるので、原因について知っておく必要があります。
とりあえずデリケートゾーンのにおいは、上記の2つが深く関わっているので覚えておきましょう。
特に体調を整えておかないと、いくら汚れを落としても臭いが出てしまいます。
- 膣周りや陰毛に汚れが付着している
- 体臭の関係も少なからずある
- 体調が悪いとにおいが出る可能性もある
どういう理由で、デリケートゾーンのにおいがきつくなってしまうのか、詳しく見てみましょう。
膣周りの汚れ
まずにおいがきつくなってしまう大きな理由は、膣周りに汚れが付着してしまっているからです。
このように感じる女性も少なくないでしょう。
多くのキャストの人たちは、お客様が触れる部分だけに、一般的な女性より気を付けている人も多いはずです。
しかし1日の流れを見ていると、思ってもみないところで汚れが付着してしまいます。
- トイレットペーパーのカスが残ってしまう
- 思っているより汗をかいて蒸れてしまう
- 生理による汚れがついてしまう など
このように1日のうちに、膣周りに汚れが溜まってしまいます。
できるだけきれいにしているつもりでも、キャストはお客様が触れる前に、事前に汚れが残っていないかチェックしておいたほうが無難でしょう。
陰毛に残った汚れ
しっかり汚れを落としたつもりでも、においが後で出ていたのに気付く女性も少なくないでしょう。
その原因は「陰毛」です。
わきの下と同様に、膣周りにある陰毛は雑菌が繁殖しやすく、湿気も溜まりやすい場所になります。
だからこそ念入りに洗っているつもりでも、人のよってはにおいが発生してしまうわけです。
▼外陰毛嚢炎(がいいんもうのうえん)
陰部の毛穴内に黄色ブドウ球菌や大腸菌などの細菌が感染し、毛穴周囲に炎症を引き起こす病気です。一般的にはおできと呼ばれるもので、毛穴を中心として内部に膿を溜めた皮疹が形成されます。皮疹は痛みやかゆみを伴い、内部に溜まった膿が毛穴から流出すると陰部の臭いの原因になります。
※引用:メディカルノートより
このように炎症を起こしてしまうほど、陰毛には雑菌が繁殖しやすいので注意しましょう。
特に生理中は、こまめに汚れを拭き取るなど、念入りに清潔にしておくと安心です。
体臭
一部の女性には、かなり汚れなどに気を付けているのに、においが気になってしまう人もいるでしょう。
それは体臭が関係しているのかもしれません。
特にアポクリン腺といわれるにおいが発生しやすい汗腺が多いと、デリケートゾーンのにおいがきつくなるといわれています。
わきの下に多いといわれているものですが、じつはデリケートゾーンにも多く点在しているそうです。
肉類や脂質の多い揚げ物、バターやチーズなどの乳製品はアポクリン汗腺を刺激する食べ物です。
脂質の中でも特に動物性のものは汗腺の働きを活発化させ、体臭を悪化させてしまいます。
※引用:札幌中央クリニックより
このように体臭は食べ物にも深い関係があるので、食生活にも気を付けたほうがいいでしょう。
キャストとしてお店に出る時ほど、ヘルシーな食べ物に切り替えるなどの工夫が必要です。
膣内の場合→膣内環境の乱れ(疲労やストレスなど)
デリケートゾーンのにおいが気になるのは、汚れや食生活だけ気にしているようでは、うまく対策ができていません。
それは膣の自浄作用が低下する「生活習慣」と、深い関係があるからです。
そもそも膣というのは、きれいに手を突っ込んで洗わなくても、自浄作用といわれる効果によってきれいになっています。
自浄作用とは簡単にいうと、勝手に膣内をきれいにしてくれる仕組みです。
体が健康な状態だと、特に何もしなくてもにおいがきつくなりません。
しかし以下のように生活習慣が乱れると、いつもどおりの生活をしていても、においがきつくなってしまいます。
- 睡眠不足
- 運動不足
- 過度のストレスを抱える など
健康的な生活を心がけないと、いくら清潔にしていてもにおいが発生する体になってしまいます。
自分できれいにすればいいのでは?と、思う女性もいるかもしれません。
じつはこの考えは間違っています。
人間の手で膣内をきれいにしてしまうと、膣内に必要な細菌が洗い流されてしまうでしょう。
そして炎症などを起こし、さらにおいをきつくさせてしまうからです。
できるなら、自浄作用で膣内をきれいにしておいたほうがいいでしょう。
そのために生活環境を見直したほうが、デリケートゾーンのにおい対策が整えやすくなるわけです。
「おりもの」からにおいがある人は要注意
デリケートゾーンのにおいかと思っていたら、おりものから変なにおいがしている女性は、注意しておきましょう。
最悪の場合、何かの病気にかかっている可能性があるからです。
- 魚の腐ったにおい→トリコモナス腟炎
- 軽い嫌なにおい→淋病、クラミジア
- 明らかに悪臭がする→カンジタ膣炎、細菌性腟炎
少しでも自覚がある場合は、とにかく自分で何とかするのではなく、病院へ行って診てもらいましょう。
多くの場合はにおいだけでなく、かゆみやおりものが増えるなど、明らかにいつもと大きく状態が違います。
デリケートゾーンのにおいを撃退!おすすめ用品とは?
デリケートゾーンのにおい対策は、風俗で働くキャストとして基本の身だしなみです。
においケア用品を持っているだけでも、かなりの確率でにおいが抑えられます。
- 弱酸性の肌にやさしいタイプを選ぶ
- 無香料だと無難
- 形状の違うタイプのものを揃える
最低でもこのような選び方で、ケア用品を見つけてみてください。
ちなみにボディーソープで洗うのだけはやめておきましょう。
デリケートゾーン専用のケア用品だと、安心して使えます。
いくつか種類を分けて用意しておき、ケースによって使い分けられるようにしておくと、トラブルがある前に予防できておすすめです。
泡立てポンプで簡単に洗える:ロリエ デリケート泡ウォッシュ
ポンプタイプで泡が出てくるケア用品だと、泡立てる手間が省けます。
デリケートゾーンをきれいにしたいけど、時短したい人こそ、ポンプタイプがおすすめです。
ポンプタイプは、あくまでその日の汚れを落とすために使いましょう。
もちろんデリケートゾーン専用だからと言って、ガシガシ洗ってしまうと効果がありません。
洗顔をする時のように、泡でやさしく洗うのがポイントです。
泡立たないジェルタイプ:ウルラボディソープ
今までボディーソープでデリケートゾーンを洗っていた女性は、黒ずみの影響で、見た目が気になっているかもしれません。
その時こそ、ジェルタイプのデリケートゾーンケア用品を使いましょう。
洗いにくさがありますが、保湿力が高く、たんぱく質汚れにも強いのがポイントです。
におい対策としても十分効果があるので、デリケートゾーンの状態に合わせて使い分けしてみてください。
その場でササっときれいに:ソフィ デリケートウェット
汗によってデリケートゾーンがにおいそうだという女性は、シートタイプを使うようにしましょう。
汗拭きシートのような感覚で使えるので、接客前に使うと安心です。
あくまで応急処置として使うようにしてください。
上記のケア用品を持たずに、シートタイプのみではにおいがきつくなってしまいます。
デリケートゾーンのにおい対策がボディーソープだけではNG!
風俗で働くキャストこそ、デリケートゾーンのにおい対策は、万全にしておく必要があります。
いくらテクニックがすごいからといっても、においがきついとお客様から指名がもらえないからです。
また状態によったら、性病などの病気の可能性もあります。
- 淋病
- クラミジア
- カンジタ膣炎
- 細菌性腟炎 など
多くの場合は、においだけでなく、かゆみなどの異常が出てくるはずです。
性病になると出勤できなくなるリスクが高くなるので、必ずデリケートゾーンのにおい対策は万全にしておきましょう。