誰しも「身体の毛」問題に一度は悩むのではないでしょうか？女性といっても、ホルモンバランスや遺伝などで体毛の濃い薄いなどがあります。
腕や足、脇、口周りなど目に見える毛を処理していない女性は、きっといないと思います。
しかし風俗のお仕事を初めて気になること、それは「アンダーヘアの処理」についてです。こういったことを耳にしたことがあります。
・風俗嬢はパイパンの子が多い
・パイパンの女の子の方がお客様から人気がある
・パイパンの方が断然、楽！！！
これらのことは実際のところどうなのでしょうか。
風俗嬢のアンダーヘア事情、そしてパイパンにすることのメリット・デメリットをご紹介していきたいと思います。
風俗嬢のアンダーヘア事情
パイパンとは
そもそもパイパンとは、どんな状態のことかと言いますと、アンダーヘア（陰毛）が無く、ツルツルであることです。
ホルモンバランスや、遺伝、体質などによって、子供の頃から全く生えないという方もいるようですが、多くの方が成長していく過程でアンダーヘアも生えてきます。
そして、大人になってパイパン状態の方のほとんどが脱毛や、自分のセルフケアなどで毛をなくしているのです。
パイパンの由来
パイパンは、麻雀の牌からきています。麻雀の牌には、絵柄が入っておらず真っ白でツルツルな「白牌」というものがあり、この「白牌（白板）」の中国読みである「パイパン」からきているのです。
風俗嬢はパイパンが多い？
実際のところ、風俗嬢でパイパンにしている女の子は10名に3名ほどの割合となっており、全員がパイパンというわけではないようです。
そして最近では、全身脱毛の際に、デリケートゾーン（V I O）の部分も一緒に脱毛しちゃおう！という感覚で風俗嬢でなくても、パイパンにしている女の子も多いようです。これは、手が出しやすい価格で脱毛ができるようになったということも関係しているでしょう。
パイパンのメリット・デメリット
では、パイパンにするメリットやデメリットはどんなことがあるのでしょうか。パイパンにしようか迷っている女の子はぜひ、以下の情報を参考にしていただければと思います！
メリット
アピールポイントになる
風俗店で働いている場合は、「パイパン」であることもひとつのアピールポイントになります。先ほども書きましたとおり、全ての風俗嬢がパイパンであるとは限りません。特に素人を売りにしているお店などでは、あまりアンダーヘアまでしっかりと処理をしていない方も多いため、パイパンであることだけで指名数を増やすことができるでしょう。
そしてお客様の中には、パイパンの方が好き！普段見ることがないから見てみたい！というこだわりのある方も少なくはありません。
ですので、顔出しができないからパネルだけでは指名が取れないという方でも、「パイパン」であることをプロフィールに書いたり、写メ日記でさりげなくアピールすることで、集客アップにつながることでしょう。
清潔感がある
パイパンであることでアンダーヘアをしっかりケアしていることが見た目から伝わり、清潔感があるというイメージを与えることができます。
逆にアンダーケアが生えていても、しっかりと処理をしている方もいますし、大人の女性の色気をかもち出すことができます。どちらかというと、パイパンの女の子は幼いような雰囲気、「清潔・純粋」というイメージを与えることができます。
中には、「パイパンであること＝遊び人」であるようなイメージを持つ方もいますが、そういった方は放っておいて、パイパンに良い印象を持ってくれる人を大切にしましょう。
クンニをしやすい
女性は、男性にフェラをする際を思い浮かべてもらうとイメージしやすいかと思いますが、フェラの途中に口に陰毛が入ってしまうと良い気分はしないのではないでしょうか？
男性も同様、女性にクンニをする際に陰毛が生えていないと途中で口に陰毛が入ったりすることもなく、クンニがしやすくなるのです。
もともとクンニをしたことがなかった男性であっても、パイパンであることで清潔な印象を抱き、ちょっとやってみようかな？と興味を持つ方もいるかもしれません。
病気になりにくい
風俗嬢にとってパイパンであることの最大のメリットは、「病気になりにくい」ことかもしれません。風俗のお仕事は、お客様との距離も近く、お互いの粘膜、粘液に触れたりするなどすることで病気に感染するリスクが高まります。
全ての病気に効果的というわけではありませんが、アンダーヘアを処理していないことで菌が付着し膣炎、膀胱炎を引き起こしたり、毛じらみが住みつき痒みが生じたりします。
また生理の際などは特に蒸れやすく、菌が増殖し、匂いやかゆみの症状が出ますが、パイパンにすることで、蒸れや菌の増殖、においなどを抑えることができるのです。
こういった病気にかかるリスクを下げる方法として、パイパンが一番手軽な対処法となるのです。
デメリット
温泉や銭湯などで恥ずかしいかもしれない
パイパンにする人は増えてきたものの、まだまだ多くはありません。
風俗やパートナーとの行為の際はまだしも、温泉や銭湯などの多くの方の前で裸になるような場所では恥ずかしいと感じる方もいるかと思います。お風呂に浸かりにきているので、ジロジロと人の身体を見るような人はあまりいないかと思いますが、やはり少し目立ってしまうかもしれません。
しかし、パイパンでお風呂に入る際のメリットとして、デリケートゾーンを洗いやすく拭きやすいという点があります。
相手に驚かれるかもしれない
パイパンに対して、良い印象を持っている方もいればその逆の方もいます。パートナーやお客様に初めて見せた場合には驚かれたり、中には毛があった方が良いよ！という方もいるでしょう。しかし、そんなに否定をするような言い方をする方はいないかと思います。
生理の時など経血が流れやすい
体に生えている毛は、大事なところに生えていて、ゴミが侵入するのを防いだり、汗などが流れるのを止める役割もあります。
生理の時はナプキンを使用しますが、寝ている時などは、お尻の方に経血が流れて行きやすくナプキンから外れてしまうこともあります。
アンダーヘアがないことで、蒸れにくく洗いやすいのですが、生理中にちょっと変わった体制を取るときなどは少し注意をした方が良いでしょう。
アンダーヘアのお手入れ方法
パイパンにするしないにせよ、アンダーヘアのお手入れは必須です。
しかし、間違った方法で行ってしまうと状態が悪化してしまう恐れもあるので、ケアをする前にしっかりと調べてから行いましょう。
アンダーケアのお手入れ方法として、セルフケアと脱毛サロンで行う方法がありますので、それぞれご紹介していきます。
セルフケア
アンダーヘアのケアをする際、ご自身でするセルフケアは正直お勧めはしません。なぜかというと、T字カミソリや毛抜きを使用して処理を行うことで、肌に大きな負担を与え、より剛毛に生えてきたり、肌荒れが起きたり、色素沈着したりするためです。
最近ではご自宅でもできる脱毛機や除毛クリームなども販売されていますが、口コミなどを見てもあまり効果が見られないように思えます。そして特にデリケートゾーンは敏感な部分となりますので、処理を行なった後のケアまでしっかりと行うことも重要なポイントです。
ただ、パイパンにはせずとも、下着からはみ出るところの処理だけなど部分的な処理であれば、電気シェーバーなどを使用するのは良いでしょう。
脱毛サロン
昔に比べ、お値打ち価格で脱毛が受けられるサロンが多く出てきています。料金は本当にピンキリとなっており、コースもいろいろあります。
またキャンペーンなどもあり、価格の変動も多くあるため、一概にいくらとは言い切れないところもあります。
しかしご自宅で処理を行うよりも、脱毛サロンを利用した方が安全に自分の理想の姿に近づくことができるのです。また、自分でやると剃り残しなどもありますが、他人にやってもらうことで自分では見えないところなども丁寧にケアをしてもらえるなどの点もあります。
デリケートゾーンを他人に見せるのは恥ずかしいと思いますが、お店の方はお仕事ですので、そこは諦め、綺麗になることを想像し我慢しましょう。そして通っているうちに恥ずかしさも軽減されていきます。
また、デリケートゾーンを全処理して脱毛を行なったら、一生生えてこないというわけではありません。徐々に毛が細くなり薄くなっていき、何度か通っていくうちに毛が生えなくなってきます。ですので、まずは一度パイパンの状態を経験してみて、やっぱりこれは恥ずかしい！と思ったら伸ばすというのでも良いかと思います。
パイパンにする必要はないけれど
風俗で働くからといってパイパンにする必要はありませんし、パイパン出ないと稼げないというわけでもありません。
今回ご紹介した通り、パイパンにすることでメリットもあればデメリットもあります。これをどうやって捉えるかはあなた次第ではありますが、アンダーヘアのケアは1人の女性として大切ですので、一度ご自身のケアを見直すきっかけになれば良いなと思います。
