風俗というのは、基本的に若い女性がするものだ…と思っている人は、意外に多くいます。
しかし実際のところは、実年齢より若くお客様に伝えているだけなのを知っているでしょうか?
これはお店のコンセプトに合わせて、年齢を決められる「吉原年齢」というものです。
この仕組みのおかげで、多くのキャスト達が年齢を気にせず働けているでしょう。
とはいえ、明らかに高齢だとお店で働かけせてもらえない…と、思っている女性も多いと思います。
そこで吉原年齢についてまとめてみました。
- 年齢を気にして働かないのは損!
- お客様にとって都合がいいから割り切る!
- 指摘されても堂々と受け応えしていい!
吉原年齢とは?
風俗というお仕事は、どうしても男性の好みに左右される仕事です。
その中でも年齢を気にする男性が多いため、お店では吉原年齢という仕組みを導入しています。
簡単にいうと、吉原年齢とは「お店が設定した年齢」です。
お店での稼ぎ頭は「女性(キャスト)」です。
看板でもあるため、コンセプトに合わせた女性を集めてこないといけません。
年齢に関しても、コンセプトに合った女性を見つける必要があるのですが、現実は見つけるのに苦労するでしょう。
例えば「女子高生が集まるお店」なら、比較的若い女性が好まれます。
お店で働くキャストが30代であっても、吉原年齢を使って20代前半と言えてしまうわけです。
とはいえ歳を取っていると、若い娘よりも指名がもらえないと勘違いしている女性も多いでしょう。
それよりも結局のところ、以下のようなポイントのほうが大事になってきます。
- テクニック
- コミュニケーション力
- 外見 など
年齢に関しては吉原年齢でどうにでもなりますが、上記のポイントはキャスト次第です。
男性はパッと会っただけでは、実年齢を見破れる人自体があまりいません。
だからこそコミュ力や外見を磨くだけでも、男性は満足してくれます。
実年齢はそこまで気にしていないので、はっきり吉原年齢を伝えてしまいましょう。

キャストが使う年齢の目安
吉原年齢で最も気にするポイントは、お客様にバレるかどうかではないでしょうか?
バレるかどうかの判断基準はあくまで外見でしょうが、実年齢と吉原年齢がかけ離れすぎていると、鈍感な男性であっても怪しんでしまいます。
そこでどこまでの年齢差なら大丈夫なのか、キャスト達は気になるはずです。
あくまで参考程度の話ですが、20歳で入店した時に、吉原年齢を18歳と設定したとします。
23歳まで働き続けたとすれば、吉原年齢は19歳といった具合に変化するわけです。
女子高生がコンセプトである若めのお店に限ってなので、お店によって目安は変わります。
少なくとも実年齢よりは、かなり若く設定してくれるでしょう。
流石に50代の女性が、30歳とお客様に伝えると怪しまれますが、外見が若く見られる女性ならそこまで気にする必要はありません。
吉原年齢と店年齢の違い
吉原年齢は、お店が決める年齢と紹介してきましたが、「店年齢」と間違えてしまう人が多くいます。
念のため何が違うのか紹介しておくので、今のうちに覚えておきましょう。
吉原年齢だと、3年で1歳年を取ると紹介しましたが、店年齢だとそのような細かい設定はありません。
お店のオーナーや店長が、独断でキャストの年齢を決めます。
それが店年齢と思っておきましょう。
例えば25歳の女性が、デリヘルで仕事を始めたとします。
吉原年齢の場合、28歳になるとお客様には「26歳」と伝えるはずです。
しかし店年齢で決めた年齢は、お店によってルールが違います。
25歳のキャストに対して、オーナーが「お客様には20歳と伝えるように!」と言われれば、年をとっても20歳と言い続けないといけません。
つまり店年齢で決めた場合は、サバを読む女性が多いと思っていいでしょう。

吉原年齢を活用しているキャストが感じるメリット、デメリット
サバを読んでまで仕事をする意味があるのか、少し疑問を感じてしまうキャストもいるでしょう。
しかし実際のところ、吉原年齢はメリットを感じる場面がよくあります。
特にデメリットも多くないので、サバを読んで若くお客様に年齢を伝えても問題ありません。
極端に若く年を伝えていて悩まなくてもいいですよ。
メリット
吉原年齢を使って、お客様に若く年齢を伝えると、以下のようなメリットがあります。
単純に若いというだけで指名が伸びるだけではないので、ドンドン吉原年齢を活用してしまいましょう。
- 身バレしにくくなる
- 年齢を気にせず働けるようになる
- 意識が高くなる
まず実年齢より若くお客様に伝えるため、身バレの可能性を防ぐ意味もあります。
お客様に正しい情報を与えないほうが、防犯の役割を担ってくれるでしょう。
また働ける場所が広くなるのも大きな魅力です。
外見を整える努力をするようになるのも大きいでしょう。
年齢より若い外見なら、幅広いお店で働けるようになるので、お店で何かあった時の保険としても役立ちます。
デメリット
もちろんいくら便利な吉原年齢であっても、欠点がないわけでもありません。
精神面で参ってしまう女性もいるので、極端なサバ読みはやめておいたほうが無難でしょう。
- 明らかにバレる女性もいる
- 慣れないと精神的にきつい
- トラブルが起こる可能性もゼロではない
極端に若い年齢を伝えていると、お客様と気まずくなってしまう可能性大です。
トラブルになる可能性も高くないので、年齢に関しては入念にお店と相談しておくといいでしょう。
罪悪感をおぼえてしまう女性なら、なおさら働きにくくなってしまうはずです。
精神的に病んでしまいやすい女性こそ、お店に伝えて実年齢に近い吉原年齢にできないか、話し合ってみてください。

指摘してくるお客様は粋でない…素直にシステムを説明しよう!
そもそも吉原年齢は、お店によって決められる年齢です。
キャスト本人がサバを読んで仕事をしているわけではありません。
それを知らないお客様が多く、ケチを付けられるケースがよくあります。
キャストからしてみれば、お店とお客様の間に挟まれて、精神的にくるものがあるでしょう。
吉原年齢の仕組みを知らない男性こそ、粋ではないので、以下のような対応をとってみてください。
- お客様から指摘される
- 最初は本当だと笑ってごまかす
- それでも嘘だと言ってくる
- 笑顔でシステムを応える
- 実年齢と吉原年齢の間を伝える
わざわざ実年齢を伝えなくても、お店でルールが決まっていると、ハッキリ伝えてしまいましょう。

それでも文句を言ってくるようなお客様は、お店にとってもよくありません。
そこでお店のスタッフに伝えて、どうするべきかその場で相談してもいいでしょう。
とはいえかけ離れすぎた吉原年齢を設定されたキャストは、このようなトラブルが起きるのは想定できるはずです。
お店の信用を落としかねません。
だからこそ事前に相談して、適性の年齢にならないのか話し合ってみてください。

年齢以外も違う情報を伝えているのが風俗業界の常識
吉原年齢を気にして、不安を感じているキャストは、もっと冷静に考えてみてください。
もともとこの業界は、年齢以外にも嘘の情報をお客様に伝えています。
- スリーサイズ
- パネル写真
- 源氏名 など
このようにこの業界では、コンセプトに合った女性を集めるため、それに合わせた情報を掲載しています。
年齢もその中のひとつです。
あなたの報酬がアップしやすいように、お店も努力してくれているので、多めに見てあげてくださいね。

だから年齢を気にせずお店で働くようにしよう!
吉原年齢とは、お店のコンセプトのために作られた若めの年齢です。
入店して3年に1度年を取るといった簡単なルールがあり、実年齢より若くなるように、業界全体で利用されています。
とはいえ、若いからといって指名が増えるわけではありません。
あくまで吉原年齢は、お客様からしたらひとつの情報でしかなく、外見やコミュ力などの大事な部分を磨いたほうが効果的です。
吉原年齢ばかり気にせず、自分磨きを続けていると、吉原年齢と相応の外見となります。
報酬もアップしやすくなるので、毎日のケアや接客に意識してみてください。
もちろんテクニックも大事なってくるので、営業中もお客様が喜んでもらえる部分が何なのか、ある程度研究してみましょう。
