風俗で働くとなると、性病になるリスクは高くなります。
その中でも特に、子宮頸がんになるのが不安…という人も少なくありません。
とはいえ、お金が必要な人が風俗で働くわけですから、働かないわけにもいかないでしょう。
そこで風俗で働きながら、子宮頸がんにならないための方法について調べてみました。
結論から言ってしまうと、「ワクチンと検診」が大事です。
これさえ守っていれば、9割予防できるとされているので、時間を作ってでも実践してみましょう。
- 風俗で働くなら検診とワクチンを受ける
- コンドームが必須の理由がわかる
- ピルを利用する人こそ要注意!
子宮頸がんと風俗の関わりとは?
風俗で働くと、性病になるリスクが上がると上記でも紹介しました。

性病には様々ありますが、一般的な病気にもかかりやすいので、風俗で働く女性は注意しましょう。
その中でも子宮頸がんは、リスクが高くなるとされています。
じつは風俗ならではの理由で、子宮頸がんになる可能性が上がるとされています。
そもそも衛生管理がされているお店が多いのに、なぜ子宮頸がんになるリスクが高いのか気になるところ。細かい理由についても、まとめてみました。
子宮頸がんになる原因
そもそもがんは、誰でもなる病気です。
風俗で働くだけで、なぜリスクが高まるのか疑問に感じる人も少なくないでしょう。
じつは子宮頸がんというのは、あるウイルスが原因で引き起こされると言われています。
宮頸がんの発症には、HPVウイルスへの感染に加えて感染が持続することが条件です。
※引用:メディカルノートより
このHPVウイルスに感染し、さらに体に残ったままにしていると、子宮頸がんになります。
つまりウイルスが体に残らないように意識するだけで、子宮頸がんのリスクが抑えられるわけです。
通常はこう考えるため、そこまで深刻に考えなくても大丈夫なのでは?と思う女性も少なくないでしょう。
ところが実際のところ、HPVウイルスに感染する人は、かなり多いとされています。
HPVウイルスに感染する確率は最低でも50%?
体の免疫機能があるから、HPVウイルスに感染しても、子宮頸がんにならないと思う女性もいるはずです。
ところが実際には、HPVウイルスに感染している人は、最低でも50%とされています。
HPVはごくありふれたウイルスで、性交渉の経験がある女性のうち50%~80%は、HPVに感染していると推計されています。性交渉を経験する年頃になれば、男女を問わず、多くの人々がHPVに感染します。
※引用:日本産科婦人科学会より
専門家の中には、風邪と同じくらいの感覚でいいとされているほど、多くの人が感染しているとされているからです、
上記でも紹介しましたが、子宮頸がんになる原因と、もう1度おさらいしておきましょう。
これが原因です。
風俗で働いていると、多くの男性と接触しないといけません。
つまりHPVウイルスが免疫機能で排除したところで、また体に入ってくる可能性が高い状況に置かれているわけです。
風俗で働いていると、子宮頸がんという言葉をよく耳にしませんか?
それは子宮頸がんになる可能性が、一般的な仕事より高いからです。
風俗ではセックスは禁止…大丈夫と思っていない?
しかし風俗であったとしても、そんなリスクは承知で作られた業界。接客前にはイソジンを使うなど、衛生管理はしっかり守れた状態で仕事をしているはずです。

接触が多いといっても、避妊をするのが当たり前。その他の対策も万全なのでは?と思う人は少なくありません。

ところが子宮頸がんについては、感染しやすくなっているので気を付けましょう。
HPVは性交渉時に伝播しますが、挿入の有無は感染には関係ありません。性器の皮膚部分どうしの接触でも伝播することはよく知られています。
※引用:厚生労働省検疫所より
特に素股をしている人は、感染のリスクが高くなってしまいます。

挿入しなくても感染しやすいため、コンドームを付けるのを忘れてはいけません。
ただし、これも過信できないので気を付けてください。
性交時には、コンドームの使用を心掛けましょう。
完全な防御とはなりませんが、感染の危険性を少なくすることは出来ます。※引用:目黒区より
それは100%の予防にはならないからです。
じつはHPVウイルスは、外陰部(体の外に出ている女性の生殖器)や肛門など、コンドームではカバーできない部分でも感染する確率があります。
つまり子宮頸がんの予防は、コンドームだけだと少し効果を期待できません。

風俗で働くからには子宮頸がん予防はしっかり頭に入れておくべき
コンドームを付けてもらうと、子宮頸がんになるリスクが、ある程度抑えられるのは確かです。
ところが、上記で紹介したように完全ではありません。
ではどのように対策をすれば、風俗であっても、子宮頸がんの予防として有効なのでしょうか?
- ワクチン接種
- がん検診
それは上記の2つの方法です。
どちらも、風俗で働くのなら実践しておきましょう。
予防法①ワクチン接種
まず子宮頸がんワクチンを受けていない人は、働く前にでも摂取しておきましょう。
そもそも1回だけの摂取では、あまり効果が発揮されません。
子供の時に摂取した経験があるとは思いますが、3回摂取したかどうか不安なら、以下の方法で確認してみてください。
- 母子健康手帳
- 予防接種済証 など
また、摂取するベストのタイミングも公表されていました。
できる限り期間を空けて、3回を1年以内に終えることが望ましいとされています。
- サーバリックス:1回目摂取後⇒1か月後、2回目摂取後⇒6か月後
- ガーダシル:1回目摂取後⇒2か月後、2回目摂取後⇒6か月後
これができたとしたら、HPVウイルスに感染して、子宮頸がんになるリスクを9割減らせられるとされています。
もちろん、9割なだけで、完全な感染予防にはなりません。
そこで以下のようにがん検診を受けると、さらに安心して風俗の仕事ができますよ。
予防法②がん検診
子宮頸がんにならないためには、定期的にがん検視を受けましょう。
もともと子宮頸がんという病気は、進行が遅いとされています。
つまり定期的に検診を受けるだけで、発見が早まって手遅れなんて事態を避けられるはずです。
せめて上記のように、2年に1回は病院で検診を受けてください。
ワクチンと検診の2つができていれば、風俗で働いていても安心です。
病院に予約を入れてから、調べてもらうようにしてくださいね。

ピルを飲むと良くない?子宮頸がんとの関係とは?
風俗で働いていると、ピルを使う機会がある人はいるでしょう。
実際のところ、妊娠が怖くてピルを使ったとしても、その場で避妊はできます。
ところがその後に、病気になってしまうリスクがあるのを、最低でも知っておきましょう。
何がよくないの?と思っている人は、以下のようなリスクが、少なくともあるからです。
じつはピルというのは、体の中にあるウイルスを撃退する免疫機能を抑制してしまう効果もあります。
つまり子宮頸がんの原因にもなるHPVウイルスを、倒す力がなくなってしまうわけです。
子宮頸がんになるリスクが高まるので、それを把握してから使ってください。
- 子宮頸がんワクチンを3回接種済み
- コンドームを付ける
- がん検診を定期的に通う など
上記のように、子宮頸がんにならない対策をいつもより意識しておくと、ピルを飲んでも不安を抑えられます。

風俗で子宮頸がんが怖いなら、できる限り感染予防を意識!
風俗で働くと、意外にも関係がなさそうな、子宮頸がんになるリスクが上がります。
公式見解では性交渉の回数は関係ないとされていますが、それでも接触回数が増えれば、リスクが上がるのは間違いありません。
できる限り子宮頸がん予防のための対策を、日頃から意識しておき、うまく対処してくださいね。
特に、「ワクチン」と「がん検診」は覚えておいて損はありません。
そして接客をする前に、コンドームを付けてもらうと、さらに安心感が上がりますよ。