男性は射精をする時に、最も気持ちよくなるものだと言われています。
なんとなく女性もそのイメージがあるでしょうが、じつは他のやり方でも、男性を快感に導く方法があるのを知っているでしょうか?
おそらくこれを見ている女性は知っているかもしれませんが、それが「前立腺マッサージ」です。
前立腺を徐々に開発しないと気持ちよくなりませんが、開発済みの男性は射精よりも気持ちいいという声もあります。
ペニスに触れなくても快感だという不思議な部分なだけに、気になる女性も多いはずです。
そこでそのやり方や、前立腺についてもまとめてみました。
- 仕組みを知って扱い方を把握できる
- マッサージのバリエーションもわかる
- 予め準備をして丁寧にする!
前立腺とは?
前立腺とは、男性にしかない体の部位です。
肛門から指を入れると届く範囲にあるため、気軽に開発ができるとされています。
しかし体の大切な部位だけに、大切に扱うようにしましょう。
本来の前立腺の働きを知れば、やり方にも違いが出てきます。
その前立腺の位置ですが、膀胱の下にあります。
肛門から指を入れた場合は第2関節ほどの位置にあるので、比較的マッサージがしやすい分、注意しないと体調を悪くしてしまうでしょう。
前立腺がある本来の意味
前立腺は気持ちよくなるために使うのではなく、あくまで性行為で使うのはおまけ程度の効果として利用します。
本来の前立腺がある意味は、性機能を正常に働かせるために使うと思っておきましょう。
- 精液や尿の通り道のひとつ
- 精子を元気にさせる分泌液を混ぜる
- 順序よく扱わないと危険 など
前立腺というのは、膀胱と精子を溜める精嚢の2つの部位の、分岐点の位置にあります。
大きさ的にはそこまで大きくありませんが、栗くらいのサイズがあると思っておいていいでしょう。
精子を活発にさせるための前立腺液を出し、精嚢に溜まった精子と混ぜるのが、本来の前立腺の役割です。
もちろん尿の通り道としての役割もあります。
変に触って傷つけてしまうと、体調不良の原因にもなるので注意しましょう。
前立腺のマッサージで開発できてしまうそのやり方とは?
前立腺は直腸からだと触れる位置にあるため、マッサージをして開発ができてしまいます。
もちろん体の中でも大切な部位のひとつです。
開発にも順序があるので、前立腺のマッサージの際には気を付けましょう。
- 外側からマッサージ
- 内側からマッサージ
- 道具を使う
始めてマッサージをする時には、体の外側から触って気持ちよくなってから、指を入れてマッサージをしていきます。
いきなり前立腺を直接マッサージしても、気持ちよくないどころか、痛くて体調が悪くなるでしょう。
やり方01:外側からのマッサージのやり方
開発という言葉のとおり、最初は刺激が最も少ない外側からマッサージをしていきます。
体の外側から最も前立腺に近いのは、以下のとおりです。
指を使ってこの部分を触って、気持ちよくなるまでやさしく入念に開発していきます。
ローションなどで滑りをよくしておくと、スムーズに開発できるはずです。
ちなみに布団と腰の間に座布団や枕を使って浮かせておくと、男性にとっても姿勢が楽なうえに、女性もやりやすいでしょう。
あくまで気持ちよくなるための方法なので、男性が痛みを感じているようなら中断してください。
やり方02:内側からのマッサージのやり方
外側から触って気持ちいいと感じようになれば、中に指を入れてみましょう。
できるだけ中に入れたほうが気持ちよくなるという声もありますが、その情報は間違っています。
この辺りに前立腺があるので、上記の長さを目安にしておきましょう。
それだけ入れば十分開発の準備が整えられます。
そしてお腹の方向に向かって、指を曲げてみてください。
直腸の壁があるはずなので、その壁に向かって指を動かすと、気持ちいい感覚があるはずです。
力加減が人によって違うので、そのあたりはうまく調整してみましょう。
やり方03:道具を使ってのマッサージのやり方
中から触っても痛みを感じず、気持ちよさがわかって来れば、道具を使っても問題ないでしょう。
- アナルビーズ
- アナルプラグ
- エネマグラ など
肛門に入れるマッサージ器具は、意外に多くあります。
この中でもエネマグラは開発しやすい種類ですが、女性でも扱いやすいものもあるでしょう。
パートナーの開発のために使うのなら、女性も一緒に選んでみてください。
しかし開発のための道具は、力のコントロールが難しく、負担が大きいのが現実です。
ある程度の刺激でも耐えられるくらい開発できてから、使うようにしたほうがいいでしょう。
前立腺をマッサージして開発していくメリット
この部分を開発できていると、意外に女性にとってもメリットがあります。
あまり興味がない男性であっても、気持ちよくなれば自然と自分から率先して開発してくるものです。
メリット01:女性に対しての前戯が上手になっている
そもそも前立腺を触っても、すぐに気持ちよくならないのが大きなポイントです。
女性が代わりに開発してもいいですが、気持ちよくなってくると、自分から開発していくようになるでしょう。
そしたら女性に対しての愛撫のやり方も変わっていき、性行為そのものが気持ちよくなっていきます。
メリット02:射精の労力が減る
開発をする前なら、男性の1番の快感はペニスです。
射精させないと気持ちよくなりませんでしたが、前立腺での気持ちよさがわかると、射精するまでの労力が減っていくでしょう。
むしろ前立腺を開発すれば、長い間気持ちよさが持続します。
男性にとっても女性にとっても、楽をして気持ちよくなれるので、開発して損はありません。
前立腺を開発する際の注意点
男性も女性もメリットが多い前立腺ですが、注意するべきポイントがあります。
これがあるために、開発するのに敷居の高さを感じる人が多くいるようです。
そこまで難しいものではないので、意識するポイントだけでも覚えておくと、安心して前立腺を開発できるでしょう。
準備をしておくのが大事
開発していくためには、まず準備するものがあるので覚えておきましょう。
もちろん何も準備せずに、そのまま開発できなくもありませんが、痛みを感じて辞めてしまう男性も少なくありません。
リスクを回避する意味でも、予め道具を用意しておくと安心です。
- ローション
- アプリケーター
- 指状態をチェック など
この中でもローションを用意しておくと、滑りがよくなって痛みが抑えられます。
指でローションを塗るのが苦手なら、アプリケーターがあると便利です。
また指が不衛生だと雑菌が沸いて、体調が悪くなるケースもあります。
指の状態をよく確認して、安心して開発できるようにしておくのも、女性も男性も大事です。
丁寧にゆっくりしないと大変…
前立腺付近を触れていくこの方法は、丁寧にしないと体の負担が大きいので、このあたりは注意しておきましょう。
上記でも紹介しましたが、指状態を確認するだけでなく、力加減も意識してください。
- 爪は短くしてから開発していく
- 不安なら指用コンドームを付ける
- 最初はゆっくり指を動かす
指を体の中に入れて動かすため、どうしても内部が傷つくリスクが出てきてしまいます。
それを抑える意味でも爪は短くしておくと安心です。
中にはささくれで痛いと感じる人もいるので、指をよく確認するのは大事になってきます。
また雑菌などが不安なら、指用コンドームというものもあるため活用しましょう。
動かす時は、いきなり激しくせずに、冷静にゆっくり気持ちいい力加減を探るのがポイントです。
初めて前立腺に触れる人は丁寧さがポイント!
早く開発されたいからといって、激しく刺激をしてしまうと、体の大事な部分だけにリスクがかなりあります。
痛みを感じるだけでなく、体調が悪くなってしまう男性もいるので注意しましょう。
そのリスクさえ乗り越えられると、男性も女性もメリットがたくさんあります。
気持ちいいのは当たり前ですが、射精への労力が減るのは大きいでしょう。
これさえ頭に入れておくと、失敗も最小限に抑えられます。
マッサージで気持ちいい部分や、力加減を見つけていきましょう。