あまり業界全体を知られていない風俗は、とにかく働く前は不安ばかり感じるでしょう。
その中でもお客様とのトラブルは、どう対処するべきか困ってしまう人も多いと思います。
結論から言ってしまうと、「あなた1人で解決しない」ようにしてください。
これが、トラブルを回避する最も大事なポイントです。
お店のスタッフに相談すれば、今までの経験から対策をしてくれる可能性もあるでしょう。
トラブルの質によっては、警察に相談しても問題ありません。
あなた1人で解決しようとしても限界があるので、これだけは忘れないでくださいね。
- 相手を刺激させないのは基本
- お店や警察に相談する
- あなた自身が強い意志を持つ
風俗嬢が遭遇しやすいトラブルはほとんど同じパターン
風俗嬢のお客様は、ほぼ男性だと思っていいでしょう。
だからこそトラブルが起きやすく、働いていると嫌になってくる人も多いはずです。
そのトラブルというのは、案外同じ被害ばかりでしょう。
大きく分けると、以下の4つに絞り込めてしまいます。
- セックスの強要
- 無断の盗撮
- ストーカー被害
- 連絡先を聞いてくる
それぞれどのようなパターンで、面倒なことになるのか、予め把握しておくと対処しやすくなりますよ。
どのトラブルも上記のように、誰かに相談してから判断しても遅くありません。
それぞれ事例を見ながら、対処法を確認してみましょう。
恐喝してセックスを強要させる
風俗は体を密着するサービスばかりです。
相手にする男性に関しても、エッチな気分になるだけに、セックスをしたがる人は少なくありません。
中にはセックスを無理やり強要してきて、困ってしまう女性も多いでしょう。
#クソ客のいる生活
「家族に風俗で働いていることをバラされたくなかったら〇00万円払え!」風俗嬢を脅して数百万恐喝したトップオブクソ客の逮捕劇。https://t.co/LhI5aqUJcb— MIAMI編集部zaki本垢 (@zakisan44) October 4, 2018
ただセックスをお願いされるくらいなら、少し断れば我慢してくれます。
しかし強引な性格をした男性だと、ひどいやり方で強要してくる人もいるでしょう。
もちろんきつく対応してしまうと、お客様が逆上して危険です。
ハッキリ断るといっても、言い方が難しいと感じてしまうのもわかります。
そこで「無理」などの言葉遣いを控えることから始めて、1度やんわり断っても無理そうなら、無理と言ってみましょう。
それでもまだ強要するようなら、「スタッフ呼びますよ」と絶対にNGと認識させると安心です。
そもそもセックスを強要してくると、お客様でも法律に触れてしまいます。
(強制性交等)
第百七十七条 十三歳以上の者に対し、暴行又は脅迫を用いて性交、肛こう門性交又は口腔くう性交(以下「性交等」という。)をした者は、強制性交等の罪とし、五年以上の有期懲役に処する。十三歳未満の者に対し、性交等をした者も、同様とする。※引用:法令検索-刑法より
以下のようなお客様とわかっているのなら、意識して対応してみてください。
とにかく逆上させないように、やんわり対処してトラブルが起きないようにできれば、指名に繋がる可能性もあります。
- 性欲が強くて強引
- 風俗に慣れている
- 異常に自分が好き など
このような人は上手に断れるようになると、むしろセックスをお預けされたように錯覚してくれるかもしれません。
ちなみにお客様ではなく、スタッフがセックスを強要してくる時があるなら、かなり注意したほうがいいでしょう。
その場合は暴力団とのかかわりはないですが、警察の相談したほうが無難です。
無断で盗撮してくる
この業界では、エッチな雰囲気を実際に味わえます。
もちろん、その現場を許可なく盗撮するのは違法行為です。
実際に逮捕された人が何人もいるので、もし盗撮していそうな人がいたら、自分で対処しないといけません。
現職の警察官が風俗嬢を盗撮は世も末… pic.twitter.com/Q2IedEtTtD
— 臨死のうみちゃん (@umiuminemui) March 21, 2021
明らかに盗撮しているとわかっても、すぐに相手に注意せずに我慢してください。
そしてお客様を逆上させないように、隠れてスタッフに電話するのが基本です。
実際に盗撮を指摘した風俗嬢が、相手に刺されたなんてニュースもあるくらい、盗撮をする相手は逆上して何をするかわかりません。
そんな相手に、正面から注意するのは危険です。
都道府県の「迷惑防止条例違反」や「軽犯罪法違反」など、罰則が用意されているので、その場で警察に連絡すれば動いてくれるはずです。
- 挙動不審
- 私物を触ろうとすると極度に怒る
- 変なところに荷物を置く など
このような特徴をしたお客様を相手にしているのなら、盗撮をされていないか注意してみましょう。
特にデリヘルなどの出張型のサービスをするお店は、意識しておくのが無難ですよ。
ストーカーが付きまとってくる
この業界は、異性同士が体を寄せ合う仕事です。
だからこそ勘違いをして、お客様がストーカーになってしまうトラブルも、よく起きてしまいます。
風俗嬢をストーカーして逮捕された大学教授の言った「彼女の口からはっきり別れを告げられていない」というセリフは、はっきりとわからないことは断定断言しない学問的に正しい態度に殉じすぎたから出てきたんですよね。特に理系は実験や観察でシロクロつけやすいし pic.twitter.com/0XWFSa9i2g
— 兵務局 (@Truppenamt) October 29, 2019
仕事が終わってもストレスを感じてしまうので、以下のポイントを意識して接客したほうが無難です。
親しみをもって接客をすると、指名をされやすくなるかもしれません。
しかしストーカーをしそうな相手まで、無理に接客する必要はないでしょう。
- 連絡先に何度も連絡が来る
- 上から目線で話をする
- とにかく会いたがる など
上記のお客様を相手にしている時は、特に怪しいと思ってください。
ストーカーになりそうだと感じれば、お店のスタッフに相談しましょう。
もちろんお店側も商売なので、聞く耳を持たない可能性も十分にあります。
その場合は警察に相談しても問題ありません。
過去にストーカーの疑いで、逮捕された事例はたくさんあります。
客として通った風俗店従業員の20代女性を尾行し、「会いたい」などと繰り返しメールしたとして、警視庁は、九州工業大学の特任教授金田寛容疑者(68)=北九州市戸畑区仙水町=をストーカー規制法違反の疑いで逮捕し、29日発表した。
※引用:朝日新聞より
とにかくストーカー被害にあった場合は、1人で解決しないように心がけましょう。
何かあれば誰かに相談する意識でいれば、ストレスも抑えられるはずです。
プライベートの連絡先の交換を強要してくる
風俗では、お客様のほうから、積極的に連絡先を聞き出そうとする人が多くいます。
日常茶飯事なので、慣れてくれば対処のやり方もわかってくるでしょう。
しかし慣れないうちは、お客様とどう接していくべきか、悩んでしまう人も多いかと思います。
また指名したいから連絡先教えてって言われて教えたら、帰り際に暑い抱擁をされたのち、『お金ないからあまりお店には来れないけど、毎日連絡はするからね』って言われた。なんかすごくイライラした…
— 風俗嬢の本音bot (@huhonbot) November 27, 2021
連絡先を聞いてくるお客様は、ほとんどの場合、トラブルに巻き込まれる可能性を秘めています。
上記で紹介したストーカーに化けて、仕事に行くのが嫌になってしまうかもしれません。
そうならないためにも、予め断る内容を作っておきましょう。
ハッキリ断られると、流石のお客様も諦めてくれるはずです。
もちろんできる限り、やんわりと断れるようになりましょう。
お客様が逆上して、トラブルに発展する可能性もあるからです。
- 女性経験が少ない
- 性欲が強くて強引
- 風俗に慣れている など
上記の特徴をしたお客様に接客をする時は、連絡先を交換したいと迫ってくるかもしれません。
スタッフに相談しておき、交換してもいいと判断されればプライベート用ではなく、ビジネス用の連絡先を好感してもいいでしょう。
お客様が起こしたトラブルを風俗嬢が対処する方法
どうしても異性が関わる仕事だけに、トラブルが付き物なのが、この業界につらいところです。
とにかく以下のポイントを抑えておけば、ひどい状況になりにくいでしょう。
- お店のスタッフに相談
- 早めに警察へ相談
- 相手は刺激しないのが鉄則!
何度も言っているように、「1人で対処しない」ようにしてください。
そしてトラブルが起きそうな人の特徴を把握しておき、怪しい人を接客する時は、できるだけ刺激しないように接客すれば安心です。